神田伯山 “ポスト伯山”出現に期待「テレビを見ながら寝っ転がっている才能のある奴を…」

[ 2023年7月21日 23:53 ]

末広亭で書籍のPRを行う神田伯山
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 講談師の神田伯山(40)が21日、東京・新宿末広亭で襲名後初の著書「講談放浪記」(講談社)の発売会見を行った。

 現在、押しも押されぬ売れっ子講談師として活躍する伯山。業界への貢献度を問われると「貢献度は絶大。とんでもないレベル」と茶目っ気たっぷりに自画自賛。その上で、今後の講談界を盛り上げる方法について聞かれると「僕の力だけだと大したことはないので、現状のこれくらいまでしか広げられないので、次の世代に期待ですね」と口にした。

 そして「テレビを見ながら寝っ転がっている講談に何も興味のない、もの凄い才能のある奴を振り向かせる作業をあらゆる媒体でやっている」と独特の言い回しで、“ポスト伯山”の出現に期待をした。

 本作は21年から22年にかけて文芸誌「群像」で行っていた連載を大幅加筆したもの。伯山自ら講談ゆかりの地を訪れ、魅力を掘り下げ、解説する。巻末では師匠で人間国宝の神田松鯉(80)との対談も収録されている。

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