市川團十郎 麻央さん命日にお墓参り「團十郎、新之助を襲名して初めての命日を無事に迎えたよと報告」

[ 2023年6月22日 17:19 ]

<歌舞伎座「七月大歌舞伎」『め組の喧嘩』成功祈願>め組の半鐘を前に、記念撮影に臨む十三代目市川團十郎白猿(右)と八代目市川新之助(撮影・河野 光希)
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 歌舞伎俳優の市川團十郎白猿(45)は22日、歌舞伎座七月大歌舞伎「め組の喧嘩」(7月3日初日)のゆかりの地である芝大神宮で、参拝、成功祈願を長男の新之助(10)と行った。

 2017年6月22日に天国に旅立った妻・麻央さん(享年34)の命日。同イベント後の取材で團十郎は「お墓参りに行きました。團十郎、新之助を襲名して初めての命日を無事に迎えたよと報告しに行きました」と麻央さんに報告したことを明かした。

 続けて「こないだ『成田屋のつどい』があって、彼(新之助)が初めて助六を踊った。妻は生前“私の助六が好きだ。いつか、かんかんの助六が見れたら泣いちゃうわね”って話をしていたものですから、見てほしかったなと。空から見てるでしょうけど見てほしかったと言う気持ちがあります」と麻央さん交わした言葉を思い返し、素直な思いを語った。

 歌舞伎座七月大歌舞伎夜の部で上演される「神明恵和合取組」(通称「め組の喧嘩」)は1805年に芝明神(現:芝大神宮)の境内で実際に起こった鳶と力士の喧嘩を題材とした世話物狂言。粋でいなせな鳶頭・め組辰五郎を團十郎が勤め、新之助も若い鳶の役で出演することが決定している。

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