橋本環奈 舞台「千と千尋の神隠し」で号泣 上白石萌音からサプライズメッセージ

[ 2022年7月5日 04:00 ]

大千秋楽を迎えた舞台「千と千尋の神隠し」でカーテンコールを行い涙を流す橋本環奈
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 女優の橋本環奈(23)が4日、名古屋・御園座で主演舞台「千と千尋の神隠し」の千秋楽を迎えた。自身にとっての初舞台を終え、満面の笑みでカーテンコールに登場。「始まった時は千秋楽まで長い道のりだと思ったけど、いざ迎えてみるとあっという間で幸せな時間でした」と振り返った。

 この日の公演は当初ダブル主演の上白石萌音(24)が出演予定だったが、先月28日に上白石が新型コロナウイルスの感染を発表し、急きょ橋本が代役に。カーテンコールではサプライズで上白石が音声メッセージを寄せ、「大千秋楽、おめでとうございます。長かったのに短かったこの7カ月、まさに神隠しに合ったようでした。最後までに試練に挑み続けた皆さん、そして最高の相棒でいてくれた環奈ちゃん!」と感謝。「お別れは千尋のようにさっぱりといきます。みんなありがとう!お世話になりました」と語った。

 上白石からの言葉に、橋本は大粒の涙を流して聞き入った。橋本自身も今年5月に新型コロナに感染し、福岡・博多座の公演で上白石が代役を務めていた。「萌音ちゃんの代役が決まった時に、“たくさん背負わせてしまう”という連絡をもらった。萌音ちゃんにはたくさん助けてもらって、今日こそ私が支える!という気持ちでした。ここまで駆け抜けられてよかった」と声を詰まらせた。「また再演があった時には、また皆さんに足を運んでいただきたいです」と結び、充実の表情で幕を下ろした。

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2022年7月5日のニュース