今秋朝ドラ「舞いあがれ!」乃木坂・山下美月が朝ドラ初出演「今にも舞いあがりそう」ヒロインの同級生役

[ 2022年4月12日 16:01 ]

連続テレビ小説「舞いあがれ!」に出演する山下美月(C)NHK
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 アイドルグループ「乃木坂46」の山下美月(22)が今秋スタートの次期NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」にレギュラー出演することが12日、同局から発表された。朝ドラ初出演となる。女優の福原遥(23)演じるヒロイン・岩倉舞の同級生・望月久留美役。「今にも舞いあがりそうな気持ちです」と喜んでいる。

 現在放送中の106作目「ちむどんどん」に続く朝ドラ通算107作目。NHK「心の傷を癒すということ」などで知られる桑原亮子氏が朝ドラ脚本に初挑戦するオリジナル作品。1990年代から現在、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島を舞台に、ヒロイン・岩倉舞がパイロットと飛行機作り、空を飛ぶことの夢に向かう姿を描く。

 ヒロインがパイロットを目指す朝ドラ作品は浅茅陽子が主演した1976年前期「雲のじゅうたん」以来、約45年ぶり。

 山下演じる望月久留美は、幼い頃に両親が離婚して父子家庭で育ち、実業団のラグビー選手だった父がケガにより失職したため経済的に貧しい子ども時代を過ごす。舞が気に掛けてくれたのをきっかけに親友になるが、舞とは対照的に堅実な看護師の道を目指すようになる。

 山下は「多くの人の朝に光を照らし続けている連続テレビ小説に出演させていただけることが決まり、今にも舞いあがりそうな気持ちです。舞に寄り添いながらも、自身の困難に立ち向かっていく久留美のたくましさに私自身が勇気をもらっています。久留美と一緒に私自身も成長し、ご覧いただく皆さんに前向きで温かい風をお届けできるよう全力で演じさせていただきます」と張り切っている。

 ▽あらすじ ものづくりの町・東大阪。ヒロイン・岩倉舞は町工場を営む両親と兄の家族4人暮らし。引っ込み思案だったが、自然豊かな長崎の五島列島にいる祖母のもとを訪れ、広い空に力強く舞い上がる「ばらもん凧」に魅入られる。「あんなふうに空高く飛びたい」。空への憧れはパイロットになる夢へと膨らむが、想像以上に厳しい道のりが待ち受けていた。

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2022年4月12日のニュース