今秋朝ドラ「舞いあがれ!」“チェリまほ”赤楚衛二が朝ドラ初出演「大変光栄」ヒロイン福原遥の幼なじみ役

[ 2022年4月12日 16:00 ]

連続テレビ小説「舞いあがれ!」に出演する赤楚衛二(C)NHK
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 俳優の赤楚衛二(28)が今秋スタートの次期NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」にレギュラー出演することが12日、同局から発表された。朝ドラ初出演となる。女優の福原遥(23)演じるヒロイン・岩倉舞の幼なじみ・梅津貴司役。赤楚は「大変光栄」と喜んでいる。「チェリまほ」こと2020年10月期のテレビ東京「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」に主演し、ブレークした赤楚に注目が集まる。

 現在放送中の106作目「ちむどんどん」に続く朝ドラ通算107作目。NHK「心の傷を癒すということ」などで知られる桑原亮子氏が朝ドラ脚本に初挑戦するオリジナル作品。1990年代から現在、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島を舞台に、ヒロイン・岩倉舞がパイロットと飛行機作り、空を飛ぶことの夢に向かう姿を描く。

 ヒロインがパイロットを目指す朝ドラ作品は浅茅陽子が主演した1976年前期「雲のじゅうたん」以来、約45年ぶり。

 赤楚演じる梅津貴司は、岩倉家の隣にあるお好み焼き屋「うめづ」の息子。舞と同い年。気は優しく好青年だが「ふつう」になじめない性格。幼い頃に古本屋で詩と出会って「ことば」を紡ぎ出すことに興味を持ち、やがて舞にとって心のオアシスのような存在になっていく。

 赤楚は「今回、連続テレビ小説に初めて出演させていただき、大変光栄に思います。僕の演じる貴司はとてもセンシティブで自分の世界を持っています。夢に向かって生きる舞ちゃんの幼なじみとして、肩肘張らずに背中を押してあげられる存在になれたらいいなと思っています。見終わった後に皆さまが素敵な1日を過ごせるような作品になりますよう頑張ります!」と意気込んでいる。

 ▽あらすじ ものづくりの町・東大阪。ヒロイン・岩倉舞は町工場を営む両親と兄の家族4人暮らし。引っ込み思案だったが、自然豊かな長崎の五島列島にいる祖母のもとを訪れ、広い空に力強く舞い上がる「ばらもん凧」に魅入られる。「あんなふうに空高く飛びたい」。空への憧れはパイロットになる夢へと膨らむが、想像以上に厳しい道のりが待ち受けていた。

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