長嶋一茂 ミス連発で暫定4位のワリエワに私見「彼女の意志でドーピングをしたとは思えない」

[ 2022年2月18日 10:51 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(56)が18日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。北京五輪フィギュアで、昨年12月のドーピング違反が判明しながら個人種目出場を認められたカミラ・ワリエワ(15、ロシア・オリンピック委員会=ROC)がフリーでミスを連発して、合計224・09点の4位でメダルを逃したことについてコメントした。

 今季、無敵を誇った姿とは全く違っていた。最終25番滑走で冒頭の4回転サルコーは着氷したが、次のトリプルアクセル(3回転半)はステップアウトで手をついた。4回転トーループはステップアウトで、続く3回転トーループは転倒。2本目の4回転トーループも転倒した。公式練習でも4回転トーループに失敗しており、五輪のプレッシャーに加え、ドーピング騒動の影響は明らかだった。

 長嶋は「みなさん思ってると思うんですけど、見ていられなかった。僕みたいにフィギュアスケートを知らない人間でもショートを見て、フリーを見てあれはないだろうと。何なんだというところですよね」とコメントした。

 また「フリーを見た時にやっぱり彼女の意志でドーピングをしたとは思えないっていう確信を持った。もし彼女が手段を選ばず、ずるをしてでも金メダルを獲ろうというような思いがあるのであれば、こんな滑りにはなってないはず。絶対なってない」と指摘。最後には「次回の話で言うと、4年後ミラノですよ。ここでは彼女の堂々とした滑りを僕は見たいし見るべきだと思います」とした。

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2022年2月18日のニュース