小林陵侑が銀 フジ生中継「ジャンプ男子LH決勝」 瞬間最高22・9% 世帯平均も16・2%

[ 2022年2月14日 10:21 ]

北京五輪ジャンプ男子ラージヒル銀メダルの小林陵侑(撮影・小海途 良幹)
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 12日に行われた北京五輪・ジャンプ「男子ラージ・決勝」を生中継したフジテレビ「北京2022オリンピック」(後7・50~9・45)の平均世帯視聴率は16・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが14日、分かった。

 瞬間最高は午後9時40分に記録した22・9%。小林陵侑の2回目のジャンプとメダルの色が決まる順位結果を待つ場面だった。同競技は11日に日本テレビが放送した「予選」も平均世帯視聴率が14・9%をマークした。

 男子の個人ラージヒル(ヒルサイズ=HS140メートル)には、ノーマルヒルで1998年の男子ラージヒルで船木和喜が獲得して以来、日本勢では24年ぶりの頂点に立った小林陵侑(25=土屋ホーム)をはじめ、小林陵の兄・小林潤志郎(30=雪印メグミルク)、佐藤幸椰(26=雪印メグミルク)、中村直幹(25=フライングラボラトリー)の4人が決勝に進出。

 日本勢初の冬季五輪個人種目2冠を目指した小林陵は、K点越え(125メートル)の128メートルで121・3点をマークし、全体9位で決勝1回目へ進んだ。

 決勝では小林陵が1本目142メートル、2本目138メートル、合計292・8点をマーク。金メダルを獲得した個人ノーマルヒル(NH)に続き、今大会2つ目のメダルとなる銀メダルを獲得した。ジャンプ日本勢初の個人2冠は惜しくも逃したものの、日本のジャンプ史に新たな金字塔を打ち立てた。

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2022年2月14日のニュース