「ふたりエッチ」25周年 作者克・亜樹さん タイトルに込めた思い「夫婦が思いやって…」
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童貞と処女で結婚した夫婦を中心に、多様な性の営みを描いた人気漫画「ふたりエッチ」が、掲載誌「ヤングアニマル」(白泉社)の24日発売号で25周年を迎える。性がメインテーマの漫画では異例の長期連載。作者の克・亜樹さんが本紙の取材に「100巻までは頑張りたい」と“大台”への意欲を示した。
――タイトルを「ふたりエッチ」にした理由は
克・亜樹氏(以下「克」)「エッチ」は2人でするもので、夫婦が思いやって…という意味を込めました。当時「ひとりエッチ」という言葉もありましたし、そこから着想した面もあります。最初は凄く悩みました。「エッチ」という言葉を入れたくて「えっち進化論」など、最初はカタい言葉にとらわれてました。
――長期連載となり、現実と漫画の中の時間の流れの違いに苦労することはある?
克 初期は誕生日を毎年描いているので、確実に優良と真は年齢を重ねていて…。海に行ったり、クリスマスを祝ったり、といった季節感あるイベントを描くので、漫画の中でも1年が過ぎていく。そうこうしていると、すぐに3年くらい過ぎてしまった。これは、あまり時間を早めると、出産が大変だなあと思って、それからは夏を長めに描いたりとかして調整しました。優良の妊娠は結婚6年で、子供が1歳になってませんので「漫画時間」としては8年前後が過ぎてますね。
――サブキャラクターが豊富。どれくらいいるのか。真との優良の親きょうだい、友人、会社の独身女性3人組らが使い捨てでなく長く活躍している。
克 50人以上はいるかな。1回こっきりでなく、何回も出てくる“動いているキャラ”も20人くらい。キャラクター表を作って話し方や口癖、髪型など細かく設定している。じゃないと再登場した際に分からなくなることがある(笑い)。それぞれに性的なテーマを持たせ、真と優良で描けないことを描かせてもらっている。性産業に従事する人などは、普通のサラリーマン夫婦の日常生活の延長上では描けませんからね。真の同僚の女の子たちは30歳を過ぎちゃったので、現実世界に照らし合わせると、結婚の問題など難しい面も出てくる。1人はもう(結婚を)まとめてあげようというところに来ている。
――一般的な青年向け漫画なら、真が浮気したり、たくさんの女性とエッチする場面も描きそうだが…
克 今は子供が可愛くて仕方ない時期。する状況ではない。キスまではしていて、不倫といわれればそうかもしれないが…。真に、たくさんの女性と関係を持たせようとは思わなかった。もしかしたら、そういうことを望む読者もいたかもしれないけど、僕には直接そういう声は伝わってきていない。編集者や出版社が守ってくれた面もあると思う。こういう漫画なので守ってくれる人がいないと成り立たない。ありがたいことで、こちらもそれに応えたくて続けているという面もある。
――データ集めが大変そう。
克 本やスポーツ新聞のエッチ面、ネットから得ることが多いが、本の置き場所がなくて困っている。買ったけど、どこにやっただろうということもある。休みはずっと本を読んでいる感じ。風俗系やAV現場の取材も自分が話を聞かなきゃいけない場面もあるから、本当に休みがないですね。
――少女漫画ファン。好きな漫画家は
克 「ガラスの仮面」の美内すずえ先生や、高階良子先生、そして楳図かずお先生。子供の頃から恋愛とホラーが好きでした。母が少女漫画が大好きで、妹2人もいて、女性が強い家族だったんです。僕自身、いわゆる男っぽい男性ではなかったですね。
―優良さんのキャラクターがかわいい
克 ありがとうございます。女性の理想を描こうとは思っていない。「普通よりちょっとエッチなことを知らない女性」という感じで、真が「この子を幸せにしたい」と思えるように描いている。読者も同じように感じてもらえればいいなと思って描いている。真も優良も僕に性格が近い。特に真のどうしようもないところは(笑い)
――最終回の構想などはあるのか
克 「性」に終わりがないと考えれば「じゃあ終わりがないじゃん」とも思う。どこかで終わるだろうけど、恐らく「漫画は終わるけど、キャラクターたちの人生は続いていく」という感じになるのかな。キャラクターは、それぞれテーマを持って登場するから、それが進行中ならしっかり描き切りたい。どこかで終わるとは思っていますが「これ描きたいなあ」って思うテーマが出てくることもあります。僕の今の年齢だからこそ分かることもあるし…僕が通ってきた道を描くのも「ふたりエッチ」の務めかなあとも思います。終わり時は難しいですが、掲載誌(ヤングアニマル)も元気なので、これからもよろしくお願いします…というところです。
◇克・亜樹(かつ・あき)1961年9月19日生まれ、福岡県出身の60歳。大阪芸術大学在学中の83年、白泉社「花とゆめ」HMCトップ賞、小学館新人コミック大賞佳作を同時期に受賞。受賞作の「メアリーララバイ」が同年5月の「花とゆめ」増刊号、「ルピア!」が同7月の「週刊少年サンデー夏休み増刊号」に掲載されてデビュー。86年、週刊少年サンデー「はっぴぃ直前」で週刊誌初連載。「星くずパラダイス」「熱いぞ!猫ケ谷!!」など。「ふたりエッチ」は2002年からOVAでアニメ化。11年から4度、実写映画化され、優良を森下悠里、青山ひかるらが演じた。
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