テレ東・田中瞳アナ 「モヤさま」人気の源は「さまぁ~ずさんのポジティブな姿勢」

[ 2021年12月2日 08:00 ]

「モヤモヤさまぁ~ず2」「あさモヤさまぁ~ず2」」で共演する(左から)大竹一樹、田中瞳アナ、三村マサカズ(C)テレビ東京
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 【牧 元一の孤人焦点】テレビ東京「モヤモヤさまぁ~ず2」が2007年に誕生してから14年。今年10月に放送枠が日曜夜から土曜夜に移動し、スピンオフ番組「あさモヤさまぁ~ず2」(土曜前5・30)も始まった。「モヤさま」が視聴者の支持を集め続ける源は何なのか?2019年8月から4代目アシスタントを務めている田中瞳アナウンサー(25)に話を聞いた。

 ──「モヤさま」が14年にわたって続いてきた源は何だと思いますか?

 「さまぁ~ずさんは大ベテランなのに周りに気を使わせてしまうような空気感がなくて、その上、お二人の仲の良いやりとりで周りを自然に和ませてくださいます。スタッフ一人一人をとても大切にしていると感じます。例えば、新しいADさんが入ってくると、ちゃんと気づいて『新しい人だよね!?』と話しかけていらっしゃいます。最近はみんなマスクをしているので『顔を覚えられなくて悔しい』とおっしゃっていました」

 ──この2年間で、大竹一樹さん(53)、三村マサカズさん(54)から特に感じたことは何ですか?

 「『どんな状況でも楽しもう』という姿勢です。コロナ禍で、街ロケができなくなって、番組のあるべき姿を封じられた時期がありました。その中でスタッフのみなさんが模索して、以前の放送に副音声を入れたり、車でロケしたり、社会科見学のようなことをしたり、いろんなことを試みました。全て初めてのことで、私も含めて全員が緊張して不安な状況だったと思いますが、さまぁ~ずさんが『どんな状況でも楽しもう』という姿勢でやってくださって、緊張や不安を吹き飛ばしてくださったんです。いろんな試みを『やってみると意外にこれもいいね』とポジティブに捉えてくださる姿勢を感じました」

 ──ご自身とのやりとりの中で印象に残っていることは何ですか?

 「確か三村さんだったと思いますが、私がアシスタントに就任して間もない頃、何かの集まりで『この番組に来たからには日本一のアナウンサーにするぞ!』と言ってくださったんです。その時は、お酒を飲んだ勢いで言ってくださったのだろうと思っていましたが、最近になってまた『田中に無理難題をたくさん振ることになると思うけど、日本一のアナウンサーにするためだから、気持ちで応えてくれ!』と言ってくださったんです。お酒の勢いじゃなくて、本当にそういうふうに思ってくださっているんだと分かって、改めて、頑張ろう!という気持ちになりました」

 ──最近の放送で田中さんは、いきなり校歌を作って歌ったり、コスプレでセリフを言ったり、無理難題に応えていましたね。

 「そういうことを振ってくださるようになったので、振っても大丈夫だと思ってくださっているのかな、とは思います(笑)」

 ──大竹さんと三村さんは、街の人たちの面白いところを引き出す力が強いですね。

 「普通なら見逃してしまうようなクセ、聞き逃してしまうようなクセを、見逃さないし、聞き逃さないです。その人のことをちゃんと見て、ちゃんと話を聞いて、ちゃんと会話をしています。会話をしているうちに少しずつ面白いところが出てくるんです」

 ──田中さんも先日の放送で、大竹さんがショウガ焼きにいきなり七味唐辛子をかけているのを見逃しませんでしたね。

 「たまたま気づいただけです(笑)。最初の頃は、カメラが回っている前で、単純に気になったことを聞いてみることができませんでしたが、報道番組で取材の経験を積んでいくうちに少しずつできるようになりました」

 ──大竹さんと三村さんの空気感はどのような感じですか?

 「お二人は同級生なので、ご本人たちが『相方というより友達』とおっしゃっているように、二人だけの空間は本当に友達同士という感じです。例えば、カメラが回っていない時にお二人でトイレに行って、私が少し離れた場所にいたことがあったんですが、トイレの中からじゃれ合っているような声が聞こえてきたんです。『おまえの音、うるせえな!』みたいなことをおっしゃっていました(笑)。子供の頃からずっと一緒にいた二人が、さまぁ~ずさんになったんだな、と思います。私が気づかないような自然なボケ、そのボケにツッコミを入れる速度の早さが、やはり間近で見ていると尋常じゃないです」

 ──最近は田中さんも二人の間に自然に入れるようになった印象を受けます。

 「気づいたことがあれば私も何か言っていいんだという空気感をお二人が作ってくださっているので、自然に入れるようになってきました。やっと街の情報も自然に言えるようになりました。今までそれもできなかったことが恐ろしいのですが…(笑)」

 ──今後の抱負はいかがでしょう?

 「まずは『あさモヤ』を浸透させたいです。『あさモヤ』は小さな発見をどれだけ楽しむかが大事なので、さまぁ~ずさんに負けないくらい、私がいろんな発見をしたいです。道なき道を歩くことも多いから、今後は、スニーカーを履こうかな、と思っています。視聴者のみなさまには、できれば、朝の『まだ眠たいなあ』という感覚の中で見ていただきたいです」

 さまぁ~ずと田中アナ。最初の頃は人気コンビと新人の関係性しか見えなかったが、最近は見ていて友達同士に近い雰囲気を感じるようになった。共演を続けた慣れもあるだろうが、大竹と三村の支援の力、田中アナ本人の努力と成長も大きいに違いない。番組がさらに面白くなるのは、たぶん、これから。今週末も早起きして「あさモヤ」から楽しみたい。

 ◆牧 元一(まき・もとかず) 編集局デジタル編集部専門委員。芸能取材歴30年以上。現在は主にテレビやラジオを担当。

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