チョコプラ「もう無理なんじゃないか…」 独立・引退考えた過去を赤裸々告白

[ 2021年10月6日 20:43 ]

「チョコレートプラネット」の長田庄平(左)と松尾駿
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 お笑いコンビ「チョコレートプラネット」が6日放送の日本テレビ 「1周回って知らない話+今夜くらべてみました合体!芸能界の『気になる』3時間SP」(後7・00)に出演。独立・引退を考えていた過去について語った。

 ボケの長田庄平(41)とツッコミの松尾駿(39)は吉本の養成所「NCS」11期生として出会い、コンビを組んだ。結成3年後に「キングオブコント2008」でファイナリストに。長田は「絶対コントなんだと思った」と当時を回顧。その後コントに軸を置き活動したが、なかなかブレークしなかったという。

 同期や後輩がバラエティー番組などで活躍するも、チョコプラは「ネタはウケるんだけと、次呼んでもらえない。ひな壇とかには呼んでもらえない」ことに悩んだ。長田は金髪に、松尾はおかっぱ頭にし、コントでも奇抜なキャラクターに挑戦するなどしたが、ブレークに至らず。あの手この手を尽くしても売れないことにいら立ち、周囲のせいにすることもあったそうだ。

 そんなころ、2人は事務所を退社する計画があったと説明。長田は「マジで考えていました」と話した。松尾はマネジャーのささいなミスにいら立ちをぶつけたことがあったとし、「いろんなところに当たっていた。(マネジャーには)お前が悪いんだから上言って謝ってこい。お前のせいで(自分たちが事務所を)辞めるってちゃんと言えよってマジで言いました」と反省した。

 「キングオブコント2014」では、同期の「シソンヌ」に敗れて準優勝。長田は「ここまでやって無理ならもう無理なんじゃないかっていうのはありました。2014年で」と明かし、「キングオブコントで負けたけど、爪痕残した。でもあんまり伸びなかった。このあとブレークのきっかけがなかったら多分辞めていた」。松尾も「このまま続けられるのかなって漠然とあったので、もうちょっとその気持ちが続いていたら辞めていた」と話した。

 約10年間コントにこだわり続けて伸び悩み、解散・引退も考えたが「なんでもやろう」と、プライドを捨て新たな仕事にチャレンジ。2015年に情報番組にレギュラー出演し、翌16年にものまね番組で松尾が披露したIKKO(59)のネタで大ブレークして以降、ユーチューブなどでも“快進撃”を続けいる。長田は「1言ったら10理解してやってくれるっていうのが一番僕にとっては良いパートナー」と、松尾への信頼を口にしていた。

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2021年10月6日のニュース