「ゴルゴ13」さいとう・たかをさん死去 ネットも悲しみ「レジェンドがまた一人」「心からご冥福」

[ 2021年9月29日 14:05 ]

さいとう・たかをさん
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 人気漫画「ゴルゴ13」で知られる漫画家のさいとう・たかを(本名・齊藤隆夫)さんが、すい臓がんのため24日午前10時43分に亡くなった。84歳だった。

 さいとう・たかをさんの公式サイトに「訃報」として掲載。「劇画家のさいとう・たかをが2021年9月24日午前10時42分、膵臓がんのために永眠いたしました。84歳でした」と発表。「これまでご愛読、応援いただいた読者の皆様、お世話になりました関係者の皆様に深く感謝申し上げます さいとう・プロダクション」とファンや関係者への感謝をつづった。

 ビッグコミック編集部は「50余年に渡り『ビッグコミック』で『ゴルゴ13』を連載した、さいとう・たかを先生の生前のご功績に対する心からの敬意とともに、謹んで哀悼の意を表します」追悼したうえで「『ゴルゴ13』の連載は、さいとう先生のご遺志のもと、スタッフと編集部協力のうえ、今後も継続する予定です」と連載継続を発表した。

 訃報を受け「ゴルゴ13」が世界トレンド1位に。日本国内でも「ゴルゴ13」「さいとう・たかをさん死去」「本人の遺志」「すい臓がんのため死去」といった関連ワードが上位を占めた。

 ネットでは「なんとなくさいとう・たかを先生は不死身のような気がしてた……ご冥福をお祈りいたします」「また漫画界の偉人が逝去されました」「レジェンドがまた一人…」「ゴルゴ13 デューク・東郷 永遠のヒーローです。 さいとう・たかを先生の ご冥福をお祈りします」「最後まで漫画家であり続けたゴルゴ13生みの親 さいとう・たかを先生。素晴らしい作品の数々を残して頂きありがとうございました」「マジか。オレがガキの頃からずっと第一線に居続けた偉人中の偉人。心からご冥福をお祈りします」「ゴルゴ13をはじめ、素晴らしい作品から様々な事を学ばせて頂いたおかげです。誠にありがとうございました」「漫画は手塚治虫。劇画はさいとう・たかを。子供の娯楽だった漫画を大人の娯楽にした劇画の功績は大きい。今夜は『劇画漂流』を再読します。合掌」「えっ?!さいとう・たかを先生亡くなられたの!?後はちゃんと続くようだけど悲しいご冥福を」「ゴルゴ13という不死身の男を産み出した人が逝ってしまった」「さいとう・たかを先生が自らが居なくなって作品を作り続けれるように、人材やシステムを構築されていたのは本当に凄いと思う」「さいとう・たかを先生、お悔やみ申し上げます。自分抜きでもゴルゴ13を続けれるシステム作ってるのすごすぎる・・・」「続くのは良いのですが、さいとう先生が金庫に保管していると公言なさっている最終回の原稿は掲載して欲しいなぁ」など、悲しみの声が広がっている。

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2021年9月29日のニュース