みちょぱ「スタジオで泣くのは初」 突然姿を消した恩人と再会し感涙「理由も私が関わっていたんだ」

[ 2021年8月11日 20:14 ]

みちょぱこと池田美優
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 タレントのみちょぱこと池田美優(22)が11日放送のテレビ朝日「あいつ今何してる?2時間SP」(後6・45)に出演。自身を見出してくれた恩人と画面越しで再会し、「スタジオで泣くのは初めて」と、感涙した。

 中学3年のころ、ファッション誌「Popteen」の読者モデルとして芸能活動をスタートさせた。駆け出し時代、当時の副編集長・杉村洋一さんが周囲の反対を押し切り、みちょぱのことを推してくれたそう。「私の事を見つけてくれた人、その人がいなかったら今の私がいなった」「いなかったら、芸能の道に入っていないので。多分クズのままだったと思う」と話した。出会いから約5カ月後、杉村さんは退社したといい、「突然消えちゃって、原因が分からなく謎のまま。連絡も一切なかったし」と漏らした。

 今回、番組は杉村さんを取材し、そのVTRが流された。現在、地元である茨城・結城市でアートディレクターの仕事をしている杉村さん。地元の魅力を発信したいと、興味があったデザインを勉強、34歳で今の仕事を始め第二の人生をスタートさせたと説明した。みちょぱと初対面した際に「あ、この子だっていうのがあったので、すごい人を発掘したって思った」と明かし、「将来Popteenを救うっていうのが見えた」と表現した。

 杉村さんは中高生の夏休み明けの発売号で、みちょぱを表紙に抜てすることを編集長に提案。無名の彼女を表紙に起用するというアイデアは物議をかもしたとし、「大反対を受けて。血気盛んだった部分もあって。これだけすごい子が来ているので、そのタイミングを逃してしまったっていうのが僕の中で残念って、ここにいる意味がないんじゃないかって思っちゃったんですね」と打ち明けた。

 スタジオでVTRを見ていたみちょぱは、自らが杉村さんの退社の一因になっていることを知り「マジか」と驚きの表情。みちょぱに何も告げずに退社したことを、ずっと後悔していると話す杉村さんを見て、「理由も私が関わっていたんだって思って、なんだろう泣けてくる」と涙を流した。「そんなに(私に)人生をかけてくれていたんだって思って。これはちょっときましたね」と、感慨深げだった。

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2021年8月11日のニュース