近藤真彦 ジャニーズ事務所退所後初の芸能活動 「お手柔らかにお願い致します」

[ 2021年6月9日 11:53 ]

サミー新規事業発表会に登場した近藤真彦(撮影・糸賀日向子)
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 歌手の近藤真彦(56)が9日、都内で遊技機メーカー「サミー株式会社」の新規事業発表会イベントに登場。昨年11月に不倫騒動で無期限の活動自粛となって以来、初のタレント活動となった。

 同社の親会社のセガサミーホールディングスが、近藤が監督を務めるレーシングチーム「KONDO Racing」を支援。その縁で出席が決まり、同社が新事業として展開するポーカー「テキサスホールデム」を応援する立場として登場した。

 黒いスーツ姿で登壇。ポーカーアプリの対決も控えているとあって「お待たせいたしました。きょうはどうぞ一日と挨お手柔らかによろしくお願い致します」拶した。ポーカーについて「大人な感じ。ユーチューブでいろいろ見せていただいて勉強したんですけど、大人でやりごたえあっておしゃれ。ゲームが面白い。心理的なゲーム。相手をだましたり、だまされたりすごく楽しいですね」とPR。「学生さんたちにスポーツとして入ってほしいと。ぜひ若い人に覚えてもらいたい」と話した。

 トークの話題は「駆け引き」がテーマに。自身が率いるレーシングチームの世界でも「ライバルがいて、よーいドンで、この人(ライバル)の強いコーナーと弱いコーナーを考えるんです。1コーナーで抜くフリして、油断したところで2コーナーで抜くとか。そういう駆け引きもあったりして、レースはヘルメットかぶって表情見えない。ドライバーと僕と無線で、次はチャンスだとかそういうやりとりをしています」と明かした。eスポーツ出身からリアルでプロドライバーになった選手がいたケースを紹介し、ポーカーでも「プロポーカー(プレイヤー)になってもいいんじゃないか。そういう社会になってきたんじゃないかと思います」と語った。

 またチームを率いるにあたっての工夫として「レーシングカーは鉄の塊で冷たい感じがしますけど、最終的に強くなるのは人の力なんです。AIでは語りつくせない人間の才能みたいなものは大事にしなきゃいけない。ドライバー、メカニック、エンジニア…うまくコントロールして盛り上げていくのが僕の仕事。機械だけど最後はマンパワー。人の力は強いと思います」と語った。

 「今年もチャンピオン目指して頑張りたい。コロナ禍で元気のない社会の中で、レースを通じてみんなに元気になってもらえればと思ってやっております」と話した。

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