ロンブー淳の死生観 4歳長女、“ロンブー3号”とかわした人生最後の約束とは?「最後、スベりたくない」

[ 2021年6月9日 19:43 ]

著書「母ちゃんのフラフープ」オンライントークイベントに出席したロンドンブーツ1号2号の田村淳
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 お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(47)が9日、著書「母ちゃんのフラフープ」(ブックマン)の発売を記念したオンライントークイベントに出席し、自身の葬儀について交わしている約束について明かした。

 昨年、遺言を収めた動画を共有する新アプリサービス「ITAKOTO」を立ち上げるなど、死をタブー視する日本の風潮を変えたい思いが強い淳。昨年8月に最愛の母・久仁子さんががんのため72歳で死去したことを受け、母との思い出や死生観などをつづったノンフィクション作品を執筆した。

 「どう死にたいかと、どう生きたいかはまったく一緒」と話し、限りある命をどう生きたいかを周囲に伝えてあるという。「4歳の娘には『パパ死んだらこうしてね』と、もう伝えてますから。『パパ死んだら、この歌かけるんだよね』って、もう知ってる。僕は自分でギターで弾き語りをした『マイウェイ』を葬式でかけるんです」と明かした。さらに、「今、すごいギターを練習しているので、年々うまさが更新していくはず。今死んだら、ものすごい下手くそな『マイウェイ』がかかると思うんですけど、ここから10年後、20年後(更新して)、20年後の俺の『マイウェイ』がかかる」とも話した。

 イベントに出席した「ロンドンブーツ3号」のお笑いトリオ「ニブンノゴ!」森本英樹(43)とも、葬儀に関して“契約”をかわしているという。「俺の遺体をどう使ってもいいから、俺の葬儀をエンターテインメントにしてくれって言ったよね?」と確認すると、森本も「お互い、契約を結びました。自分が死んだ時に1日だけで(死体を)使っていい権を」と答えた。

 人生の終わりに、自分の遺体を使って笑いを取ってほしいという賛否両論が起こりそうな約束だが、淳は「最後の最後、スベりたくない」と芸人としての本音をポロリ。森本も「淳さんの遺体を使ってスベったら終わりですから」と話した。

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2021年6月9日のニュース