山田孝之 「全裸監督」世界の反響に驚き「3パーセントくらいは根強いファンがつくかな、くらいの感覚で」

[ 2021年6月5日 11:28 ]

山田孝之
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 俳優の山田孝之(37)が4日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)に出演。話題となったネットフリックスオリジナルドラマ「全裸監督」出演を決めた当時を振り返った。

 「全裸監督」はAV監督の村西とおる氏をモデルに撮影現場の熱狂を描いた作品で、山田は「結果的に多くの人に見てもらえたという形で」と喜んだ。最初に出演オファーが来たのは撮影の2年前だったとし、「脚本も何もないですね。原作があって、『この“全裸監督”というものをネットフリックスで、山田さんが村西とおる役でやりたいと思うんですけどどうですか』っていうだけでした」と話してスタジオを驚かせた。

 オファーをなぜ受けたかについては「全世界190カ国で配信されるっていうことが分かっていたので、そうなったときに、ふと『それこそがやるべきことじゃないか』と思ったんですよ」と山田。「『全裸監督』かどうかというよりも、日本の題材、日本のスタッフ、キャストで、日本語でやったものを世界の人に見てもらう。これは良くも悪くも今のクオリティーを見せつけることになるじゃないですか。『日本全然ダメだな』、『日本意外とやるじゃん』、どうなるか分からないけど、それをやることが大事だと思って」と力説した。

 それまでは「日本の業界の狭さとか、できる範囲、予算の部分とかから、『アメリカに行きたいな』とか憧れたりはあるんですよ。もっと広い世界を見てみたい。もっと多くの人に見てもらえる作品に出たいとか。それを僕も思って、英語の勉強をマンツーマンで1年半くらいしていた時期があったんですね」話した。だが「僕が英語を覚えて普通に日常会話をやるとなっても、言語が変わるとまず伝え方が違うじゃないですか。そうなると俳優として20年くらいやってきたことを、まんま出してることになるんだろうか、と思ったんですよ」と山田。「言葉も何の意識もなく、全力で今の力を見せる、作品自体を字幕で見てもらったらそれが一番いいんじゃないかと思って、『やります』って言いました」と強調した。

 それでも「題材が題材ですし、時代的にも男女の立ち位置が違ったりするから、その辺はすごいシビアだったと思いますし。僕ら現場は全力でやりながら、ほとんどの人からは『クソだ』って言われて、3パーセントくらいは根強いファンがつくかな、くらいの感覚でやっていたんですけど。だからこそ思いっきりやってやろう、みたいな」との思いで現場に臨んだ。

 「そしたら意外と世界に行ったら、結構多くの人が見てくれて」と反響の大きさに驚いたとし、「ハワイに行ってバーで飲んでいるときに、外国人の方から『ネットフリックス!』って言われて。いろんなところで言われました。シンガポールでも言われました」と笑顔。MCの笑福亭鶴瓶(69)も「英語覚えて向こうの映画に出るということよりも、こっちから発信することでやりたいこと、伝えたいことが、全力で周りまで伝わることがあると思う」と感心した。山田は「それでも英語を覚えたら、出る可能性は上がるし、向こうの俳優さんと芝居するチャンスも生まれたりもするから、また別のことだとは思うんですけど」とも話した。

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