元財務省官僚の山口真由氏 五輪開催に「東京が失敗し翌年の北京が成功した場合にはアジアにおける覇権の」

[ 2021年6月3日 18:38 ]

TBS社屋
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 元財務省官僚で信州大の山口真由特任准教授が3日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。東京五輪・パラリンピックの開催について言及した。

 山口氏は「もしやるならば、前を向いてリスクを最小限にして成功させなければいけないと思う」とし、「ワクチンの承認が遅れましたが、実際に始まればイスラエルみたいな強権的な国に比べても、なお日本の現場力は高いと思う」とコメント。そして、「東京が失敗し翌年の北京が成功した場合にはアジアにおける覇権の移動を強烈に印象づけてしまう。だからここで日本の現場の緻密さというのを最大限発揮すれば、日本の世界へのプレゼンスというのはすごく評価が上がるんだと思いますし、そういうふうに気持ちを切り替えて現場の緻密な判断、状況を細かく詰めていってという作業をこれからしていかなければいけないと思う」と自身の考えを述べた。

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2021年6月3日のニュース