「顔面凶器」小沢仁志 攻め続ける58歳“Vシネマの帝王”は70歳になっても暴れる!
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【俺の顔】「顔面凶器」の異名を持つ俳優の小沢仁志(58)。コワモテの代表格として、500本以上のキャリアのほとんどがやくざや殺し屋などの悪役、敵役で占められている。劇中で殺した人数は2000人以上など多くの逸話も持つが、「そんなこといちいち気にしてはいられない」と泰然自若。全ては面白い作品を作るというブレない信念で、まい進し続けている。(鈴木 元)
「俺の顔を、スポニチに大きく載せて大丈夫なのか?」。早速、ドスの利いた声で小沢流の自虐的な気遣いを見せる。
代名詞である顔面凶器の由来を聞くと、2003年に中野英雄(56)がフジテレビ「笑っていいとも!」に出演した際、共演作のポスターを見せて「これはもう、顔面暴力ですよ」と言ったことが始まり。それが凶器に変換されて定着したが、実はその発展形もあったという。
「中国のチェン・カイコー監督と会った時に、通訳が俺のことを“Face of Weapon”って紹介したんだよ。凶器って英語でなんて言うのか知らないけれど、武器になっちゃった。向こうは大笑いしていたけれどね」文法はともかく、凶器の英訳もウエポンなのだが、面白がるように豪快に笑い飛ばす。
中学時代、ブルース・リーらの香港のアクション映画に魅了されて、俳優に興味を持った。映画会社に飛び込みで売り込みを行ったが、道は開けず「だったら自分で全部やればいいじゃんという思いが、その頃から出てきたんだな」と述懐する。95年、室賀厚監督(56)と3000万円で製作した初プロデュースの主演作「SCORE」で注目される。97年には「殺し屋&嘘つき娘」で初監督のチャンスを得たが、評価は低く興行も散々な結果に終わった。
「実験的に撮らせてくれたんだけれど、思い入れが強すぎたんだよな。そりゃあ、コケるわな。でも、あの経験が強烈にでかかった。次にいくしかないと思ったから」
99年「SCORE2」を機に、出演だけでなく監督、脚本、プロデュース、編集など「全部自分でやる」スタイルを構築していく。俳優としても当時量産されていたVシネマに活路を見いだし、4作のシリーズとなった00~02年「広島やくざ戦争」で地位を確立。哀川翔(59)、竹内力(57)と並び「Vシネマの帝王」と称されるようになる。
「それからVシネマの俺が始まっているけれど、翔さんや力さんはスターだから何をやってもスター。俺はアクターだから常に新しいものを出していかなければいけない。午前中だけで200カット撮ったこともあったし、とにかく面白くするために自由に攻めていた」
そして「新・首領への道」(08~09年)、「裏社会の男たち」(15~16年)など多くのシリーズを今なお生み出し続けている。アクションも妥協しない。一切のスタントを使わず、これまで骨折した数は48回。しかも、病院で診断されたものだけというから驚きだ。しかし、経験を積むに従って役柄も組長や幹部クラスになり物足りなさも感じている。
「座っているだけだから、面白くもなんともねえんだよ。役者として動けなくなったら、それは死ぬ時だから。70歳になってもアクションをしているつもり」
後進が育っていないという憂いもある。そんな時は現場での実践指導だ。「間合いが狭くて、実際に当てたこともあるよ。当たったら痛いだろ?それは間合いが取れていないからだと体で覚えるしかない」。そんな中、最近、2人のスタントマンと出会い、ますます意欲をかき立てられた。
「動きが速くてきれい。芝居はまだ全然だけれど、ヤツらと日本最高の映画を作るつもりでいる。俺はやると決めたら、ダンプ以上の力を発揮するから」。なんとも楽しみな宣言で、期待が高まる。
そして最後に一言。「写真のところに、Face of Weaponって入れておいてくれよ」。やっぱり、けっこう気に入っているようだ。
≪やくざと合唱団の“二刀流”≫小沢が主演のドラマ「列島制覇―非道のうさぎ―」(全8話)がU―NEXTで配信中だ。出所して新たな組を立ち上げた武闘派やくざと、事務所を構えた街の合唱団のメンバーの“二刀流”に挑戦した。歌に関しては「不安でしかなかった。寿命が縮んだよ」と苦笑い。それでも「ありとあらゆるクセの強い役者たちの芝居の合唱でもある。こういった新しい試みも、これから広がっていくんじゃないか」と自信ありげ。次に狙うのは「配信の帝王」か?
◆小沢 仁志(おざわ・ひとし)1962年(昭37)6月19日生まれ、東京都出身の58歳。83年「太陽にほえろ!」で俳優デビュー。88年「BU・RA・Iの女」で映画初主演。95年「SCORE」でヨコハマ映画祭審査員特別賞受賞。主な主演作に14~15年「日本やくざ抗争史」シリーズ、主な監督作に08~10年「喧嘩の極意」シリーズなどがある。
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