フジ「北の国から」田中邦衛さん追悼放送とテロップ「謹んでご冥福をお祈りいたします」

[ 2021年4月3日 21:00 ]

田中邦衛さん
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 3月24日に老衰のため亡くなった俳優の田中邦衛さん(享年88)が主演を務めたフジテレビの国民的ドラマ「北の国から」シリーズ屈指の傑作「北の国から’87初恋」が訃報から一夜明けた3日に放送され、冒頭、約5秒間、追悼テロップが流れた。

 同局は当初の予定を変更し、追悼特別番組として編成。冒頭、「俳優の田中邦衛さんがお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈りいたします」と黒バックに白字のテロップで追悼した。

 「俳優の田中邦衛さんがお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈りいたします」

 北海道・富良野の大自然に生きる不器用ながらも深い愛情を注ぐ父と家族の物語。倉本聰氏(86)が脚本、杉田成道氏(77)が演出を務め、1981年10月にスタート。父・黒板五郎は田中さん最大の当たり役となった。2クール全24話の連続ドラマ(金曜後10・00)の後、2002年まで8本のスペシャルドラマが制作される国民的作品となった。

 田中さんは体力的な衰えもあり、13年暮れから事実上の引退状態に。横浜市内の自宅で余生を送っていた。遺族が発表したコメントによると「家族に見守られながら、安らかな旅立ちでした」という。

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2021年4月3日のニュース