大河ドラマ時代考証担当降板でNHK、性別を差別的に扱わない「姿勢を堅持」 

[ 2021年3月25日 05:30 ]

東京・渋谷のNHK社屋
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 NHKの正籬聡放送総局長が24日、東京・渋谷の同局で行われた定例会見で、前日23日に来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の時代考証を担当する歴史学者の呉座勇一氏が降板したことについて言及した。

 呉座氏は、自身のツイッターで女性を蔑視した投稿を繰り返しており批判を浴びていた。正籬総局長は「投稿自体は番組とは関係のない内容だが、呉座氏自身が不適切と申し出たのを受けて降板していただくことになった」と説明。「NHKはガイドラインで人種や性別などを差別的に扱ってはならないと定めています。今後もこうした姿勢を堅持します」とした。

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2021年3月25日のニュース