石田純一 コロナ分科会の感染低リスクイベント制限緩和に疑問「屋内のほうが逆に危ない」

[ 2020年11月12日 17:05 ]

俳優の石田純一
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 俳優の石田純一(66)が12日、木曜コメンテーターを務める文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(月~金曜後3・30)に生出演し、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の判断について、私見を述べた。

 新型コロナウイルスの新規感染者は、感染拡大が続く北海道をはじめ、全国的に増加傾向になっている。このような状況を鑑みて、政府の分科会はプロスポーツを始めとした大規模イベントの開催制限について、現状の参加人数の上限を収容定員の50%を来月1日以降は緩和する予定だったが、来年2月末まで制限緩和を見合わせることを了承した。

 石田は「これは適正な今の判断だと思いますけれども」と納得し、「それがね、来年2月の末までに何とか緩和できるぐらいのところまでいって欲しいですけど、ちょっと見通せないですね。この感じだと」と述べた。

 政府は、科学的に感染リスクが低いと確認されたイベントや、感染対策が取られたコンサートや映画館などは個別に人数制限の緩和を検討。例えば、ロックコンサートも常時マスクを着用し、大声を禁止すれば、人数制限をしなくてよい方針を示す方向だという。

 石田は「僕は屋外のほうが風通しが良くて大丈夫だと思うんですよ。無観客でやっているスポーツなんかでもね。屋内のほうが逆に危ないと思うんですけれども、いかがなもんでしょうかね」と疑問を呈し、「(ロックコンサートも)もちろんやって欲しいですけどね、大丈夫なのかな?と僕なんかは心配ですけど」と不安を吐露。「まあ日本人は非常に律していますからね。観客自体も素晴らしいと思います」と言及していた。

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2020年11月12日のニュース