二階堂ふみ「動物のための数値規制を」 問題提起への不安吐露「少し怖い気持ちもありました」

[ 2020年6月30日 12:03 ]

二階堂ふみ
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 女優の二階堂ふみ(25)が30日、自身のインスタグラムを更新。犬猫の繁殖、販売業に対する「数値規制」について言及したことについて「少し怖い気持ちもありました」と心境をつづった。

 二階堂は「おはようございます。6月最後の日。昨日の投稿で、多くの反響を頂いております」と29日の「数値規制」に関する投稿に反響があったとしつつ、「ELLE ONLINEで連載を始めた際もお話させて頂いたのですが、自分の考えを投稿することは少し怖い気持ちもありました」と心境を明かした。

 「過去の無知だった自分への羞恥心、自分の発信で何かが変わるのだろうか、言葉を紡ぐ事は難しい、誰も傷つけたくない、そんな気持ちの中、同じ思いを持つ方、賛同してくださる方、知って行動してくださる方、沢山の方々から勇気を頂きました。本当にありがとうございます」とつづり、「ペットショップにいる子も保健所にいる子もみんな同じ命。動物愛護後進国と言われている日本が変わるチャンスでもあります。人間以外の全ての動物にも、権利がある。それはぺット産業だけではないはず。動物に携わるすべての人が、ちゃんと幸せになるためにも見直しが必要なのです」と熱い思いを記した。

 「まだまだ無知な部分も沢山ありますが、学んで、考えて、皆さんと共有していきたい。知ることで救える命を増やしたい」とし、「今回のアクションを通して、出会えた勇気ある方々に、私も賛同致します 7月に入っても、まだまだハガキやメールからご意見を受け付けてくださるそうです。引き続き #動物のための数値規制を !! よろしくお願いします」と訴えた。

 「数値規制」は悪質な繁殖業者やペットショップへの行政指導を行うため、施設の設備、飼育ゲージのサイズ、従業員1人あたりの上限飼育数など具体的な数値を定めるもの。二階堂は29日の投稿で「我が家のゾイは繁殖犬でした」「ゾイと暮らし始めて、劣悪な環境で生きる子達がより身近な存在になりました」「明日には決まってしまう素案。#数値規制 4枚目の画像は、現在提案されている数値です。身動きも取れません。決まってしまうと次回の改正まで、彼らを苦しめ続けてしまいます」と飼育ゲージの規定に疑問を訴え「皆さんとより良い共存の世界を作りたいです」と呼びかけていた。

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