藤井七段 322日ぶり和服姿で対局 渡辺棋聖と激突 連勝でタイトル獲得に王手なるか 棋聖戦第2局

[ 2020年6月28日 08:42 ]

和服姿で2手目を指す藤井七段(日本将棋連盟提供)
Photo By 提供写真

 渡辺明棋聖(36)に藤井聡太七段(17)が挑む将棋の第91期棋聖戦5番勝負第2局が28日午前9時から東京都渋谷区の将棋会館で始まった。

 8日に同所で行われた第1局ではスーツ着用で対局に臨んだ藤井だが、この日は黒の羽織、濃紺の長着、グレーのしま模様のはかまという和服姿で会場の特別対局室に登場。和装は昨年8月11日、JT杯(福岡=対三浦弘行九段)以来、322日ぶり2回目で、タイトル戦ではもちろん初となった。

 先手は渡辺で、持ち時間は各4時間。1時間の昼食休憩を挟み、両者が持ち時間を使い切る場合、終局は午後7時過ぎとなる。
 開幕局で先勝している藤井が第2局を制すれば、早くもタイトル獲得に王手となる。

続きを表示

この記事のフォト

2020年6月28日のニュース