香川照之「受けた仇を恩で返しますか」 「半沢直樹」前作“特別総集編”7・5&7・12地上波初放送

[ 2020年6月28日 22:00 ]

日曜劇場「半沢直樹」前作“特別総集編”の放送が決定。にらみ合う半沢(堺雅人、右)と大和田常務(香川照之)(C)TBS
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 「半沢直樹」前作“特別総集編”7・5&7・12地上波初放送!香川照之「受けた仇を恩で返しますか」

 俳優の堺雅人(46)が主演を務めるTBS日曜劇場「半沢直樹」(日曜後9・00)の7年ぶり続編が7月19日にスタートするのを前に、2013年7月期に放送された前作(全10話)の「特別総集編」が7月5、12日と2週連続で午後9時からオンエアされることが28日、分かった。この夜オンエアされた「99.9―刑事専門弁護士―SEASONI 特別編 第五夜」(後9・00)の後に発表された。妻役の上戸彩(34)半沢の最大の敵となった大和田暁常務役の香川照之(54)らがメッセージを送る特別映像も流れた。

 「特別総集編」は当初、4月5、12日に放送される予定だった。前作の再放送は地上波で一度もオンエアされていないため、ファン待望の編成となった。

 上戸は「ついに『半沢直樹』が始まります。直樹の新しい闘いを妻として、しっかり支えていきます」、半沢の前に立ちはだかる新たな敵役の古田新太(54)は「上司に盾突くヤツは許しません、絶対」、同じく敵役の市川猿之助(44)は「半沢を叩きつぶすためには、手段を選ばず」、香川は「受けた仇を恩で返しますか」と語った。

 4月19日にスタートする予定だったものの、新型コロナウイルスの影響のため放送延期。4月上旬から中断していた撮影は、6月に入って本格的に再開。初回は25分拡大スペシャル。

 前作はベストセラー作家・池井戸潤氏の「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作。2013年7月期に放送され、東京中央銀行のバンカー・半沢(堺)が行内の数々の不正を暴く逆転劇を痛快に描き、視聴者の心をわしづかみにした。最終回の平均視聴率は平成ドラマ1位となる42・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、社会現象に。決め台詞の「倍返し」は新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた。

 続編は「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。上戸や香川のほか、半沢と同期の頼りになる情報通・渡真利忍役の及川光博(50)、半沢の前に立ちはだかったオネエ口調の金融庁検査官・黒崎駿一役の片岡愛之助(48)、半沢に東京セントラル証券への出向を命じた頭取・中野渡謙役の北大路欣也(77)と主要キャストも続投。出向先の東京セントラル証券で営業企画部長となった半沢に巻き起こる事件を描く。

 前半は、大手IT企業の敵対的買収案件をめぐり、半沢が出向元の東京中央銀行と対立。後半は、航空会社の経営再建をめぐる物語となる。

 <「半沢直樹」特別総集編放送日時>
 7月 5日(日)よる9:00~10:48「半沢直樹 特別総集編 前編」
 7月12日(日)よる9:00~10:48「半沢直樹 特別総集編 後編」

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