岡田晴恵教授 緊急事態宣言解除後の東京への通勤圏「重点的に見ていかないと」

[ 2020年5月14日 13:46 ]

 感染免疫学、公衆衛生学を専門とする白鴎大学教育学部の岡田晴恵教授が14日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。政府が新型コロナウイルス特別措置法に基づき47都道府県に発令した緊急事態宣言について、39県で解除する方針を固めたことに言及した。

 重点的な対策が必要な13の「特定警戒都道府県」のうち茨城、石川、岐阜、愛知、福岡の5県と特定警戒以外の34県が対象で、14日の政府対策本部で決定する。4月7日に7都府県に宣言を発令し、16日に全国に拡大して以降、解除は初めてになる。

 岡田教授は「茨城県は患者さんも出ておられないんですけど、ちょっと心配なのは、一部の地域はつくばエクスプレスで東京への通勤圏だったりします。そのあたりは地域としてちゃんと重点的に見ていかないと困るかなと思いますね」とし、「大都市にどれだけ近くて交流があるかってことは大事なところだと思います」と話した。

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2020年5月14日のニュース