NEWS加藤シゲアキ、生前ジャニーさんからの最後の言葉は「最悪だよ」

[ 2020年4月22日 14:06 ]

加藤シゲアキ
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 NEWSの加藤シゲアキ(32)が、22日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演し、昨年7月に死去したジャニーズ事務所のジャニー喜多川さん(享年87)から生前、最後にかけられた意外な言葉を明かした。

 加藤は16歳だった03年、NEWSの一員としてデビューした。早くから活動が本格化したせいか、ジャニーさんと会う機会が少なくなってしまったという。「ジャニーズJr.の時は本当かわいがってもらったんですけど、早くしてデビューしてしまって、なかなか会う機会がなくて、疎遠になってしまったんですよね」と明かした。

 その後もジャニーさんとは「ちょくちょく会ってはいた」というものの、深く話せる機会は十数年がたったころだったという。ジャニーさんにとって、加藤の印象は少年時代のまま止まっていた様子。加藤は「ジャニーさんも僕のことをすっかり忘れていて、僕がかなり年を取ってしまったからだと思うんですけど、当時の印象のままなので、『ユー、あの時のユー』みたいな。『こんなになっちゃって最悪だよ』と言われて」と振り返った。

 思わぬ厳しい一言に、加藤は「僕も『久しぶりに会ったのに、そんなこと言わないでよ』と思ったんですけど…」と本音を明かした。それでも、その言葉を前向きにとらえたようだ。「結果的にはそれが最後の言葉になってしまったんですが、それもジャニーさんなりの、今思えば、僕を叱るような部分というか、活を入れるようなところで、励ましてくれたんだなとも思ったりしますね」と、最後の叱咤激励に感謝していた。

 加藤はNEWSでの活動のほか、今では俳優や小説家というマルチな側面を持つ存在になった。今では一人暮らし歴も長くなり、20歳ごろからは梅干しを漬ける楽しさに目覚めたという。「梅干しは毎年漬けていて、20歳過ぎたくらいずっと。『梅干しを作っている』と言ったら、梅干し業界というか、梅の仲間ができてきて」。毎年15キロほど漬けるといい、「和歌山の友人から南高梅を送ってもらって作るというのが、毎年の1つのイベントみたいになってますね」と明かした。

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2020年4月22日のニュース