坂上忍 新型コロナ禍めぐる議員の歳費2割削減に「5割とか言ってくれたら」 医療界からも「全額」

[ 2020年4月14日 15:03 ]

俳優の坂上忍
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 自民、立憲民主両党の国対委員長は14日、国会内で会談し、新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、国会議員歳費を当面1年間、2割削減する方針で基本合意した。これを受けて、俳優の坂上忍(52)がフジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)の生放送中に、出演者へ賛否のコメントを求めた。

 坂上は「速報が入って来たんですけど。ようやくですよ、議員さんたちが歳費を削減するってなったらしくて。どれくらいだと思います」と問いかけると、タレントのヒロミ(55)は「それなりにもらっているからね。せめて20(%)とか、それくらいは」と答えた。

 坂上は「ヒロミさんが、そこで5割とか言ってくれたら…当てちゃうんだもん!」と苦笑い。「俺、コレ見た時、2割?とかって思っちゃったけど」と少なすぎるとの見解を示した。

 元経産省官僚の岸博幸氏は「これ少ないですよ。国会議員はそれ(歳費)以外に通信とか交通のお金ももらっていますし、政党交付金もある。何で歳費の2割だけなんだ。5割くらいで当然です」と主張。政治評論家の有馬晴海氏も「5割。月々、文書通信交通費というのがあって、それが100万(円)付くわけですよ。歳費が129万(円)で230万(円)くらいあるわけです」と解説した。

 医療界のご意見番の要求はケタ違い。昭和大医学部客員教授の二木芳人氏は、穏やかな表情で「全額」削るべきだと述べ、爆笑を誘った。

 国会議員歳費を巡っては、2011年3月の東日本大震災後に半年間、特例法で毎月50万円削減。12年5月からの2年間も、消費税増税に向けて「身を切る」姿勢を示すとして削減した例がある。

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2020年4月14日のニュース