小沢健二がツアー開催を1年延期「『2021年の同じ時期に、同じ会場で』を目標に」調整中

[ 2020年4月14日 14:32 ]

シンガーソングライターの小沢健二
Photo By スポニチ

 シンガー・ソングライター小沢健二(52)が14日、公式インスタグラムで、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、5月30日に開幕を予定していたツアーを延期すると発表した。

 「5・30から6/21に公演予定だったツアー『So kakkoii 宇宙 Shows』を、1年延期させて下さい」とコメント。「リハーサルは4/27からの予定で、リハーサルスタジオという場所は『3密』極まる空間です。そこに27日にメンバーを集め、汗と唾を飛ばしてリハを始めるのは、作業者の安全上無理なのです」と、密閉空間を避けられない状況を説明した。

 延期時期は「ちょうど1年」を目指しているという。「『2021年の同じ時期に、同じ会場で』を目標に、鋭意日程を調整しています。『来年、いまお持ちのチケットと同じ会場、同じ席番に来ていただけること』が目標です」。通常、イベント会場の予約は1年前から始まるため、現状では予約を入れられないといい、「延期先の公演日程は、後日(6月になると思います)の発表をお待ち下さい」と丁寧に説明した。チケットの払い戻しも受け付けるという。

 ツアーは5月30日、神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールを皮切りに、全国6都市で8公演を行う予定だった。小沢は「延期はむちゃくちゃ残念です」と、素直に心情を吐露。その上で「でも、チケットを持っている方はチケットを、僕は曲順表を握りしめて、この暗がりを抜けた先で、落ち合いたいです。『約束するよ、そばにいると』です」と、自身の楽曲「薫る(労働と学業)」の歌詞を引用してファンに呼びかけた。

続きを表示

2020年4月14日のニュース