ダチョウ倶楽部、3密回避で「けんかしてチュー」できない 上島竜兵「死活問題ですよ」

[ 2020年4月12日 13:20 ]

お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の(左から)寺門ジモン、肥後克広、上島竜兵
Photo By スポニチ

 お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵(59)、肥後克広(57)が12日、タレント土田晃之(47)がパーソナリティーを務めるニッポン放送「土田晃之 日曜のへそ」(日曜正午)にゲスト出演し、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、グループの十八番だった数々の芸ができなくなっている現状を嘆いた。

 土田から「新型コロナの影響で、お仕事に影響出ているんですか?」と聞かれると、上島が「仮に何か(仕事に)出してもらっても、『けんかしてチュー』(の芸)もできない。これはもう、死活問題ですよ。けんかの距離に行けないし」といつになく真剣な口調で訴えた。

 テレビ収録も「3密」を避けるため、出演者が2メートルの距離を保ちながら、最小限の人数で行われるスタイルが主流になっている。肥後が「あれ見たら、『あつあつおでん芸』もできない」と危機感を募らせた。土田が「おでんを投げる感じになる。で、口でキャッチしないといけない。そうすると、お行儀が悪いじゃないかという苦情が来る」とジョークをまじえて推測すると、肥後は「何だ、そのおでん芸は?」と突っ込みを入れた。さらに「『(熱湯風呂の)押すなよ、押すなよ』もできない。押しちゃいけないから」と、3人のコンビネーションと近い距離感があるからこそ成立する芸であることを実感していた。

 人が集まるのを極力、避けるため、この日は寺門ジモン(57)が自宅待機で出演しなかった。肥後は出演予定の舞台「仏の顔も笑うまで」が延期となり、「コロナのせいで舞台は全部、飛んじゃって」と報告。本来は舞台の告知をするための番組出演だったようで、「僕は告知(の予定)で来たけど。僕はしょうがないけど、上島は呼ばれてない」と、特に告知の用件もなく来た上島に突っ込みを入れた。上島は「そうか…」と言って口ごもり、「そういう風に言われた時の対応も忘れてきてる」と苦笑いしていた。

続きを表示

2020年4月12日のニュース