福山雅治 デビュー当日の“切ない”思い出「せんべい布団で夢とギターを抱いてたんだよ…」

[ 2020年3月21日 17:20 ]

福山雅治
Photo By スポニチ

 俳優で歌手の福山雅治(51)が21日放送のTOKYO FM「福山雅治 福のラジオ」(土曜後2・00)に出演。30年前の音楽デビューの日のことを振り返った。

 21日でデビュー丸30周年。「本当に皆々様のおかげで本日、デビュー30年の日を迎えることができました」と切り出した福山。「あれから30年…30年前の1990年3月21日。あの日は私、自分で運転して(事務所)アミューズの車、2トントラックでしたかね。借りて、渋谷から川崎の“第一石井荘”へと引っ越しをしていました」と打ち明けた。

 デビュー日というものは、パーティーか、お披露目会か、もしくはレコード店巡り、取材など、何かしらの仕事があると勝手に思っていたが、当日スケジュールがいつまでたっても何も出てこなかった。当時のマネジャーに「何にもないんだったら、引っ越ししたいんだけど」と、内心は“本当は何かしらの仕事を用意しているんでしょ”と期待しつつ聞いたところ、「あぁ大丈夫よ全然。引っ越ししてもらって」と返ってきたという。

 「おやおやと思って。1人で運転して…布団とギターだけですよ。あと何にもないのよ結局」と福山。「シャ乱Qさんの名曲にある、♪シングルベッドで夢とお前抱いてた頃、じゃないけど、せんべい布団で夢とギターを抱いてたんだよ、俺は。ちっちぇえ布団でよ」と自嘲気味に話した。

 今の福山からは想像つかないデビュー日の寂しい出来事に、スタジオ内の番組スタッフが爆笑すると「何かさ、バカにしてる?(俺はその姿を)自分で見ているから想像する必要ないよ。可視化できてるよ十二分に、自分のことは」と反論した福山。「何かやりづらい始まりに、嫌な始まりになったな…30周年のラジオのオープニングが」と嘆きつつ、気を取り直していた。

続きを表示

2020年3月21日のニュース