福山雅治 5年9カ月ぶりにアルバム 「創作活動に悪戦苦闘するソングライターのあがきが込められている」
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歌手の福山雅治(57)が、5年9カ月ぶりにアルバムを発売する。昨年大みそかのNHK紅白歌合戦でテレビ初披露され、「B’z」の稲葉浩志(61)とタッグを組んだ「木星 feat. 稲葉浩志」や、同じ紅白で歌唱した「クスノキ―500年の風に吹かれて―」などを含む、発表済みの14曲に未発表の新曲を加えた意欲作となっている。
9月9日発売でタイトルは未定。20年12月発売の「AKIRA」以来の新アルバムとなる。この間に曲作りで苦悩を抱えたこともあったが、音楽と真摯(しんし)に向き合い続けてきた。「創作活動に悪戦苦闘するソングライターとしてのあがきが込められている、いや、込められていなければ表現者としての存在意義はない」と思いを吐露している。
「AKIRA」は17歳の時に他界した実の父親を題材にした曲を表題とした作品で、「過去の自分への救済の旅」と振り返る。今作では「53歳で他界した父の年齢を超えて、音楽の旅が目指す先の多くは未来へと向かっています」と一転、前を向く。
昨年は5曲を発表し、7年ぶりのドームライブを開催するなど精力的に活動してきた。「育ててくれたのは間違いなくファンの皆さまで、伴走していただけた36年間」とファンあっての存在だと自負する。「生み出した音楽が“詠み人知らずで数百年後に流れていたら”と夢想するのは作家のエゴか純粋な願いか」。自身の曲を遠く未来の人たちに聴いてもらいたいとも願う。
10代で故郷・長崎から自由を求めて飛び出し、ギターが「精神の自由」を教えてくれたという。35年以上を共に過ごしてきた相棒と「社会課題とエンターテインメントの接続による音楽の文化的地位向上の未来」を目指してきた。被爆2世として生まれ育った故郷・長崎と向き合った「クスノキ…」など、福山の“今”が感じられるアルバムになりそうだ。(高原 俊太)
≪初回限定盤でヒット曲新たにスタジオ収録≫初回限定盤では自身のヒット曲を、一緒にライブをつくってきたミュージシャンと共に新たにスタジオ収録。90年代盤には「HELLO」「IT’S ONLY LOVE」、00年代以降盤には「桜坂」「虹」「家族になろうよ」などラインアップ。さらに初回限定LIVE映像盤は昨年のドームライブでの映像とともに、現在開催中のツアーから24、25日に行われる日本武道館公演の映像も収められる。
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