トミーズ雅、早期の大腸がん手術を報告 電話生出演で「無事、転移もなく終わりました」

[ 2020年3月21日 09:32 ]

トミーズ雅
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  人気漫才師のトミーズ雅(60)が21日、レギュラー出演するMBSテレビ「せやねん!」(月曜前9・25)に電話で生出演。本紙既報通り、早期の大腸がんを患い、手術を受けていたことを報告した。

 番組冒頭、電話で出演した雅は「おっはよ~!」と元気な声。「無事、なんの転移もなく終わりました」と手術について報告した。

 早期発見できたのは、血便の跡を見た妻から「絶対病院に行って」と懇願されたため。昨年11月に右頭部の動静脈瘻(どうじょうみゃくろう)が発覚した際も、妻が異変に気づいたことがきっかけだったため、雅は「2回助けられました」と妻に感謝していた。

 また、相方のトミーズ健(60)は、手術直前まで雅の妻ががんを患ったと勘違いしていたという。転移がなかったことを雅から電話で告げられ「よかったな~奥さん」と返し、雅から「俺のことやんけ!どつくぞ!」と怒鳴られたことを明かしていた。

 雅が手術を受けたのは17日。がんは大腸内の離れた2カ所にできていたため、患部を含め大腸を約55センチにわたって切除し肛門とつなげた。開腹手術ではなく、腹部にわずかな穴を複数箇所開ける腹腔(ふくくう)鏡、最新鋭の手術支援用ロボットで手術。体へのダメージも少なく、10日間は絶食が必要だが経過は良好で、手術翌日の18日からは歩行のリハビリも始めている。切り取った患部の病理検査の結果いかんでは、抗がん剤治療も必要ないという。

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2020年3月21日のニュース