テレ朝「10万円でできるかな」4月以降も継続

[ 2020年3月12日 16:00 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日は12日、4月期の番組改編を発表。デイリー新潮に“やらせ”と報じられたバラエティー「10万円でできるかな」(月曜後8・00)は4月以降も続くことになった。

 Kis-My-Ft2が10万円を使って体を張ったロケに臨み、サンドウィッチマンがVTRを検証する内容。「宝くじ企画」で事前に10万円分以上の宝くじを購入したことがあったが、テレ朝側は「当たりの傾向や法則を少しでも確認し、スクラッチの開け方をどう見せるかなどを検討するため」と釈明。「本番では新たにロケ中に購入したスクラッチ宝くじを使用しており、事前に傾向と法則の確認のために削ったスクラッチ宝くじを実際の撮影で使用することはありません」とした。

 一方で、深夜放送時代の企画「10万円ランド」では、10万円で土地を借りてキノコ栽培を試み、キノコが育たなかったため、スタッフがスーパーでシメジを購入し、接着剤で地面に張り付けていた。これについては、亀山慶二社長が「不適切な演出であり、視聴者の皆様、関係者の皆様には深くお詫び申し上げます」と謝罪している。

 テレビ朝日は当初、この日に改編説明会を予定したが、新型コロナウイルスの感染拡大防止で中止し、関係書類の配布に切り替えて発表した。

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2020年3月12日のニュース