チュート徳井、復帰初仕事はラジオ 7日放送、相方・福田と掛け合い

[ 2020年3月7日 05:30 ]

「チュートリアル」徳井義実
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 東京国税局に申告漏れを指摘され、昨年10月から活動自粛していたお笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実(44)が、7日にKBS京都のラジオ番組「キョートリアル!コンニチ的チュートリアル」(後10・00)に出演すると6日、同局が発表した。先月25日に芸能活動を再開して以降、初めての仕事となる。

 同番組は2002年からコンビでパーソナリティーを務めてきたレギュラー番組。徳井の自粛中は相方の福田充徳(44)が1人で出演していた。

 同局によると徳井は6日、都内のスタジオで収録に参加。7日の放送の冒頭に挿入する5~10分ほどのコメントを福田との掛け合い形式で収録した。

 関係者によると、吉本興業の幹部も立ち会う中、復帰を祝われた徳井は「迷惑を掛けた分、まずは謝ってください」と促され謝罪。福田1人で番組を担当している間、励ましのメールが多数寄せられたことに感謝の思いを伝えた。ほかに、自粛期間の過ごし方や、騒動を経ての現在の思いなどを語ったという。

 この日は今月21、28日放送分も収録。番組に本格復帰するのは21日からとなる。

 徳井は個人で設立した会社を巡り、18年までの7年間で計約1億2000万円の申告漏れと約2000万円の所得隠し(徳井側は「否認された経費」と主張)を指摘された。猛省し、全ての納税手続きを終えた上、新たに東京在住の税理士と顧問契約を結んだことを明かしていた。

 放送関係者によると今後は、地上波のほかCS放送や地方局も含めてテレビ復帰の動きもあり「民放のお笑い番組が最有力」(同関係者)。各局は、他局の反応を参考にしつつ出演の可能性を慎重に検討しているという。

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2020年3月7日のニュース