第7世代“線引き”論争に終止符?霜降り・粗品「ニューヨークさんはもう…」

[ 2020年3月7日 20:22 ]

お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品
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 お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品(27)が6日、自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送「霜降り明星のオールナイトニッポン0(ZERO)」(金曜深夜3・00)で、「お笑い第7世代」の“くくり”について明言した。

 「お笑い第7世代」は粗品の相方のせいや(27)がラジオで提唱したとされる言葉。同世代のお笑い芸人のくくりを分かりやすく表現しただけで、明確な線引きはなかった。しかし、このフレーズをメディアは次々と引用した。

 この“第7世代”特需に乗り遅れまいと、芸人やメディアの動きが活発に。提唱者とされるせいやの周りも騒がしくなり、嫌気のさしたせいやは、盛り上げるより“火消し”に走るようになった。

 番組内のトークでは、ニューヨークの屋敷裕政(34)が“第7世代”の熱烈ファンから激怒されたエピソードについて言及。これは3日放送のテレビ朝日「ロンドンハーツ」で、屋敷が自らを“第7世代”と名乗ったことが原因だった。後日、せいやはニューヨークから「第7世代入りを許可したツイートをしてくれ」と頼まれるが、代わりに「ほんなら第7世代のリーダーになってください」との旨を、ツイッターで伝えていた。

 実は“リーダーの譲渡”をほのめかしたのはニューヨークだけではなかった。「安田大サーカス」のクロちゃん(43)、さらには「四千頭身」の都築拓紀(22)にも話を持ちかけていたのだ。

 せいやは世代のくくりなどを度外視し「“第7世代”は全芸人に権利がある」と宣言。責任ある立場から逃れようとしていた。

 その発言に異を唱えたのは粗品。「いや、20代だけやな、第7世代は。違和感あったの。第7世代の区切り」と切り出すと、「令和元年の段階で20代じゃないと…第7世代じゃないです!」と、明確な範囲まで主張した。

 さらに粗品は「上の世代の人がテレビ界を席巻してる。ここをどう風穴を開けるかっていうのを考えているのが“第7世代”ですから」と力説。あいまいな振り分けは今後の動きの妨げになるとでも言わんばかりに、「ニューヨークさんは(年齢的に)もう第7世代やない!」とバッサリ斬り捨てた。

 ただ、せいやは3人に“リーダー譲渡”を持ちかけていた手前、粗品が主張した“くくり”には消極的な様子。その話を聞いた粗品は「この後、どっかで一発ギャグ対決とかさしてもらわなあかんわ」と、真のリーダー争いに挑まんとしていた。

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2020年3月7日のニュース