東国原英夫 厚底シューズ問題でランナーの五輪回避懸念「モチベーション下がる」

[ 2020年1月20日 15:19 ]

東国原英夫
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 元衆議院議員でタレントの東国原英夫(62)が20日、フジテレビ系「バイキング」(月~金曜前11・55)に出演。ナイキ製の厚底シューズが、世界陸連の新規則によって禁止される可能性が出てきたことについて言及した。

 陸上長距離で最近数シーズン、好記録を連発しているナイキ製の厚底シューズが世界陸連の新規則によって禁止されることになると15日、複数の英紙が一斉に報道。世界陸連はソールの厚さを制限する方向だとしている。

 フルマラソンを経験している東国原は、厚底シューズを所有しており「全然違います。中にバネが入ってるんじゃないかって感じ」と従来のシューズとの違いを力説。以前はつま先から着地する“フォアフット走法”が日本人に向いていなかったと話し、「10年ぐらい前から、フォアフットにだんだん変えつつある。それに靴がフィットしてきた」と語った。

 また、スポーツライターの小林信也氏(64)は厚底シューズが禁止になった場合、トップランナーたちがキャリアを傷つけないように五輪を回避する可能性もあると解説。東国原も「オリンピック出なくてもいいだろうという世論になっていくのは、十分あり得ますよ」と同調し、「コースが変わったり、厚底はダメだってなると選手としてもモチベーションが下がりますよね。(マラソン五輪出場の)価値がそんなに高くなくなる」と懸念していた。

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2020年1月20日のニュース