日本アカデミー賞協会の新会長に東宝・島谷社長「突然言われまして…」

[ 2020年1月15日 16:08 ]

 日本アカデミー賞協会は15日、会長が東宝社長の島谷能成氏に交代したことを正式発表した。

 前会長で、東映の岡田裕介グループ会長から後継指名された島谷氏は「突然言われまして、反論の機会もなく、このようなことになっております。その理由は謎。映画界には謎が多いので…」とあいさつした。

 長年の多大な貢献と顕著な実績をしるした映画人を顕彰する第43回日本アカデミー賞の会長功労賞については、脚本家の高田宏治氏、俳優の宝田明と女優の司葉子、監督の中島貞夫氏、女優の若尾文子が受賞。

 貢献と実績をしるして昨年亡くなった映画人に贈る会長特別賞は女優の市原悦子さん、監督の降旗康男さん、俳優の高島忠夫さん、イラストレーターの和田誠さんが受けることになった。

 各最優秀賞の発表と授賞式は3月6日午後4時からグランドプリンスホテル新高輪で行われる。フリーの羽鳥慎一アナウンサー(48)と女優の安藤サクラ(33)が司会を務める。

 昨年「万引き家族」で最優秀主演女優賞を受けた安藤は「会長功労賞の受賞者の方々とお会いできるのかと思うと、それがとても楽しみです」と話した。

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2020年1月15日のニュース