大沢たかお、松嶋菜々子と5年ぶり共演で初の夫婦役「集大成出せれば」

[ 2020年1月14日 19:51 ]

映画「AI崩壊」ジャパンプレミアに出席した松嶋菜々子と大沢たかお
Photo By スポニチ

 俳優の大沢たかお(51)が14日、都内で行われた映画「AI崩壊」(入江悠監督、31日公開)ジャパンプレミアに出席。同映画では松嶋菜々子(46)と5度目の共演で初の夫婦役を演じた。

 大沢は2人の撮影は「前の日に寝れなかったくらい大事なシーンだった」といい、「夫婦の関係がずっとこの映画の根底に流れている。2人でやってきたことの集大成が、夫婦関係の中に出せればいいと思った」と振り返った。また大沢は松嶋との撮影前「これは大事なシーンだから」と演技のすり合わせを行ったが、「松嶋さんが『そんなのはわかっているわよ』くらいのリアクションだった」と苦笑い。さらに「それを見たかーくん(賀来賢人)が逃げちゃった」と暴露すると、賀来は「豪華なやり取りをされていたので、僕はどうしたらいいのかなって…」とタジタジだった。

 大沢と久々の共演となった松嶋は「夫婦の共演シーンは少なく、でも関係が出来上がったところ出さないといけなかった」と苦労を語りつつ、「難しかったけど、気心が知れていたのでいい緊張感を持ったまま楽しむことができましたね」と充実の笑顔だった。

 同映画は2030年という日本の近未来が舞台。全国民の個人情報や健康を管理し生活に欠かせない存在になったAIが突如暴走し、日本中がパニックに陥るサスペンス物語としてオリジナル脚本で製作された。

 大沢は「生きている間に起こるかもしれない出来事のような気がする。自分が何ができるのか、考えさせられるような、すごく近くに感じる映画。挑戦している作品です」とアピールした。

 そのほか、岩田剛典(30)、広瀬アリス(25)、芦名星(36)、玉城ティナ(22)、三浦友和(67)、入江監督(40)も登壇。また歌手のAI(38)も登場し、主題歌「僕らを待つ場所」を生披露した。

続きを表示

この記事のフォト

2020年1月14日のニュース