飯豊まりえ 毒舌、がに股…本格舞台初挑戦で新境地「初体験ばかりで楽しみ」

[ 2019年10月10日 05:15 ]

稽古場で宅間孝行の個人レッスンを受ける飯豊まりえ
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 女優の飯豊まりえ(21)が、12日から新潟・りゅーとぴあ劇場で上演される舞台「流れ星」の開幕を前にスポニチ本紙に意気込みを語った。

 本格舞台初挑戦にして、口も態度も悪い魔法使い役という新境地。普段からあぐらをかいたり、がに股で歩いて役作りし「初めての体験ばかり。普段言わない“おまえ”とか“おい、ババア”とか、とにかく口が悪い。こういう役をやるなんて意外だねって思ってもらえるか楽しみです」と、本番を心待ちにしている。

 俳優の宅間孝行(49)が主宰する演劇プロジェクト「タクフェス」の第7弾。1カ月超の稽古を9日に終えたばかりで「初めての舞台なのでおびえて(稽古に)入ったけど、思ったよりもうまくいった。どんどん新しいセリフを覚えて撮影していくドラマや映画と違って、こんなに役を向き合うのは舞台ならではと思いました」と振り返った。

 主人公は田中美佐子(59)。宅間演じる夫とは別の男性と結婚して人生をやり直したいと望む主人公の前に飯豊が突然現れ、魔法をかけて結婚前の時代に一緒にタイムスリップする。

 上演は2時間超で、ほぼ出ずっぱり。しかも、しゃべりまくりで、台本にないアドリブのセリフも挟んでいくという。厳しい指導で知られる宅間からは「期待以上にやってくれている。通し稽古を見ている時は飯豊まりえが僕の心のよりどころ」と絶賛された。

 開幕を目前に控え「緊張しない性格なんですが、お客さんの前でお芝居をすることがあんまりないので、どうなるか。ライブ感を楽しみたいです」と抱負。東京公演は11月13~24日、池袋のサンシャイン劇場で。12月の大阪公演までロングランに挑む。

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