米倉涼子 低髄液圧症候群だった「ドクターXできなくなるんじゃないか、と」

[ 2019年10月8日 05:30 ]

テレビ朝日「ドクターX~外科医・大門未知子~」の制作発表で、主演の米倉涼子(前列左)は、元柔道日本代表の松本薫さん(同右)に花束を贈られ笑顔
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 女優の米倉涼子(44)が7日、東京・六本木のテレビ朝日で、主演を務める同局の人気ドラマシリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(17日スタート、木曜後9・00)の制作発表会見に出席した。

 「私、失敗しないので」の決めゼリフで、2012年の第1シリーズが全話平均視聴率19・1%をマーク。その後は安定して視聴率20%台を叩き出す同局の看板番組だ。今作は2年ぶりの6シリーズ目だが、髄液が減ることで頭痛や目まいを引き起こす「低髄液圧症候群」を患い、出演が危ぶまれたことを初めて明かした。

 新作への思いを聞かれ、突然「このドラマの前にミュージカルをやっていたんですが、その1カ月くらい前に患いました」と告白。症状について「脊髄に傷が入って、髄液が落ちていく。真っすぐ歩けなかったり、やる気が出なかったりした。舞台で跳んだり回ったりした後、ご飯を食べると気持ち悪くなり、“ドクターX、できなくなるんじゃないか”と思った」と話した。

 2週間ほど安静を強いられたというが、幸い、ドラマを監修する脳外科医に処置を受け回復。「何とか舞台に立てるようになりました」と笑顔を見せた。

 今年7月初旬に米ニューヨーク・ブロードウェーで「シカゴ」に主演しており「5月末から6月ごろに発症した」と関係者。「周囲には極力、不調を明かさないようにしていた」という。関係者によると「今は病院にも行っていないし、すっかり元気」といい9月2日には無事クランクインを迎えた。

 完全無欠の女医を演じてきたが、今回の不調を経て「自分のことを通してまた違った目線で見られるようになった。ちょっと優しい大門未知子になっちゃっているかもしれません」と笑顔。逆境を越えてのハマリ役に「気合が入ってます!」と力を込めた。

 ▼低髄液圧症候群 山野医療専門学校副校長の中原英臣医師によると、脳の脊髄から髄液が漏れ減ることで起立時に頭痛やふらつきをもたらすほか、全身の倦怠(けんたい)感などを引き起こす病気。転倒など軽微な外傷後に生じる場合がほとんどだが、突発性の場合は原因が分からないこともある。治療では、静脈からの血液を、髄液が漏れている脊髄硬膜の周囲に注入し、のりのようにして漏れをふさぐ手術が有効とされる。中原氏は「広くは知られていない病気だが治療すれば完治する病気。大きく心配する必要はない」とする。

 《“野獣”サプライズ登場/脚本・中園氏「印税を…」》第1シリーズから脚本を手がける中園ミホ氏(60)も出席。「私、失敗しないので」のセリフは、ロンドン五輪柔道女子金メダリストで“野獣”の愛称で注目された松本薫さん(32)のインタビューを基にしたことを明かし「いつかお会いする時に、印税を払わないと、と思っていた」と話した。この日は松本さんがサプライズゲストで登場。米倉に花束を贈り「ずっと見てます。こびずに自分の道を行くのが凄いと思う」とエールを送った。

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