テレ東 視聴率動向に「若干歯止めがかかってきた」 テレ東音楽祭の過去最高視聴率に満足

[ 2019年7月4日 12:10 ]

「テレ東音楽祭2019」に出演した元KARAのク・ハラ
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 テレビ東京の小孫茂社長(67)が4日、東京・六本木の同局で定例会見を行い、視聴率動向に関して言及した。

 同局は4月クールは、全日2・5%、ゴールデン帯(午後7時~同10時)6・0%、プライム帯(午後7時~同11時)5・5%。視聴率動向に関して、「若干歯止めがかかってきたかな。下げ止まりからこれから上がっていく兆候を感じている。それに期待しているところ」と見解を示した。

 6月26日放送の「テレ東音楽祭2019」(後5・55)を例に挙げ、「視聴率が過去最高の9・7%を記録できた」と満足感を口に。「10代の視聴者がずいぶん御覧いただいたというデータがある。視聴シェアで、10代の方の視聴者が(全局全視聴者の)半分を超えたというデータ。年齢層の高い方が多かったが、10代の方にも御覧いただけるということがはっきりした。音楽番組も地上波では減っているが、やり方次第では10代の方にも見ていただけると確認できた。これからの励みになる。今後の番組作りに生かしていきたい。(司会のTOKIOの国分太一をはじめ)関係者の方にはお礼のしようがない。次のテレビ東京を作っていく土台にしたい」と前を向いた。

 5月の定例社長会見で、小孫社長は「思い通りにはなかなか回復してくれない。私どもだけの力でどうなるものではないが、我々自身もさらに一層の努力をしていきたい」としつつも「粘り強く、改善に改善を加えて、新しい企画が6月、7月と登場するので、ご期待いただければ。『お、テレ東、下向いてないじゃん!』という番組がこれから出てくると思う」と話していた。

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2019年7月4日のニュース