太川&蛭子の「ローカル路線バス旅」5月16日、2年4カ月ぶりに復活

[ 2019年5月8日 17:30 ]

記者会見を欠席した蛭子能収のパネルと記念撮影に応じる太川陽介
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 タレントの太川陽介(60)と蛭子能収(71)のコンビで人気を集めたテレビ東京の旅番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が約2年4カ月ぶりに復活する。「太川蛭子のバス旅2019」として5月16日に放送される。

 4月にスタートした「太川蛭子の旅バラ」(木曜後6・55)の新企画。第1弾は山形・余目駅から台本なし、ガイドなどの「仕込み」もなしの”ガチンコ旅”で岩手・宮古を目指す。太川は8日、東京都港区の同局で記者会見。2017年1月に番組がいったん終了してから「僕の周囲で”寂しい、寂しい”という声が多かった。申し訳ないくらいに声をもらった。だから、またこの企画を提供できるということで、すごくうれしんです」と意欲満々に語った。

 一方、蛭子はこの日、他局の旅番組の仕事で欠席。大分県内から中継で会見に臨んだ。バス旅復活を聞いた時は「うぇーっと思った。また、やるのか」と後ろ向きな気持ちになったという。

 「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」は2007年10月に始まり、年3回ほどのペースで放送。一般的な旅番組とは違い、路線バスで制限時間内に目的地を目指す。脱力コンビの珍道中が受けて、テレ東ながら2ケタ視聴率を連発した。

 今回のルールは1泊2日で、ルートや宿などの情報を収集するためのインターネット使用は禁止。地図や時刻表、移動手段などはすべて自分たちで聞き込んで調べる。前回までと大きな変更点は、路線バスがつながっていない区間に限り1万円までタクシーを利用できること。2人のほか、かたせ梨乃、中川翔子も出演する。

 余目~宮古は、最終回となった第25弾でリタイアした因縁のルート。太川は、「(旅情報を)すごく、やさしく調べてくれた人がいて、とても温かくて、また会いたかったんですよ」と当時を振り返った。

 その後、交通手段を鉄道にかえた「太川・蛭子ローカル鉄道寄り道旅」を昨年9月から今年3月にかけて断続的に4回放送。これを引き継いで4月から「太川蛭子の旅バラ」が始まった。5月16日は放送枠を2時間に拡大する。

 互いの好きなところ、嫌いなところを問われた蛭子は、「好きなところ?ないよ。嫌いなところは言ったら、ほされちゃうでしょ」と警戒。太川は、「蛭子さんの短所が段々と長所に見えてきました。今は何でも許せすようになりました。そんな蛭子さんですけど、よろしくお願いします」と”迷コンビ”をアピールした。

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