急性白血病公表の岡村孝子 6月のイベントに向け"朝型人間"を目指していた

[ 2019年4月22日 11:34 ]

歌手の岡村孝子
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 急性白血病を公表した歌手の岡村孝子(57)は、5月に18年ぶりのオリジナルアルバムの発売を控え、音楽活動を本格化させようとしていた。

 3月18日には自身のインターネットラジオ番組「T’s GARDEN vol.87」で近況を報告。「暖かくなってきて、本格的な春がやってきたんだな。一番、私が大好きな季節。新しいアルバムをもっての活動もこれから本格的に始動していくなかな」などと、普段どおりの穏やかな口調で意気込みをにじませていた。

 「fierte」と題した新作アルバムは完成させており、当初予定通り5月22日にリリースする。6月15日から全国4都市で「T’s GARDEN」と銘打ったコンサートツアーも予定していた。

 また、6月2日に愛知県内で行われる「第70回全国植樹祭 あいち2019」の大会イメージ曲を担当。「と・も・に」のタイトルで曲を書き下ろし、当日の生歌唱に向けて準備を進めていた。

 体調づくりについても、第一目標を「植樹祭」に設定。「(普段の)コンサートは夜に歌うことが多いので、まずは、とっても早い朝型に体を変えていこうかなと思います」と話していた。

 しかし、コンサートツアーは中止。6月15日に千葉・松戸森のホール21、同22日に広島・東広島芸術文化ホール くらら大ホール、同30日に埼玉県・川口総合文化センターリリアメインホール、7月14日には兵庫県・ポートピアホールで予定していた。

 公演中止に伴うチケット払い戻し方法については、近日中に公式HPや各主催者HPなどで発表される。

 ◆岡村 孝子(おかむら・たかこ)1962年(昭37)1月29日生まれ、愛知県岡崎市出身。1982年に女性デュオ「あみん」のメンバーとして加藤晴子ともにデビュー。デビュー曲「待つわ」は同年唯一のミリオンセラー(102万枚)を記録した。「あみん」は83年に活動を休止したが、岡村は85年にソロデビューを果たし「夢をあきらめないで」などの名曲を生み出した。97年にプロ野球巨人の石井浩郎氏と結婚するも2003年に離婚。07年に「あみん」としての活動を再開し、15年にはソロデビュー30周年を迎えた。

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