滝沢秀明、恩義あるヒロミへ感謝のメッセージ「時には厳しい兄貴として叱ってください」

[ 2018年12月24日 22:30 ]

滝沢秀明
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 年内での芸能界引退を発表している滝沢秀明(36)が24日、日本テレビ「有吉ゼミ聖夜4HSP▼ヒロミタッキー最後のリフォーム▼ホークス軍団デカ盛り参戦」(月曜後7・00)に出演。“棟梁”のヒロミ(53)へ感謝の気持ちを伝えた。

 「有吉ゼミ」では、ヒロミが“棟梁”を務めるリフォーム企画「八王子リホーム」を長年に渡って放送。滝沢は2016年3月にヒロミのもとへ弟子入り。2年9カ月前に渡って苦楽をともにし、14件ものリフォームに参加。今回は滝沢の集大成という事で、師弟2人の出身地“八王子”の幼稚園をリフォームすることになった。

 滝沢は13歳にジャニーズ事務所入り。ジャニーズJr.のリーダー的存在として活躍した。ヒロミと滝沢の出会いは95年放送の「はなきんデータH」。滝沢のデビュー間もない頃とあって、芸能界のイロハを学んだ思い出深い番組となった。それから23年。同企画の師弟関係によって、さらに強い絆が出来上がっていた。

 そんな2人の関係も、幼稚園のリフォーム完了によって終焉を迎えることに。棟梁のヒロミは、弟子の滝沢にオーダーメイドの革ジャンをプレゼント。自分にも色違いの革ジャンを作り、「八王子リホーム」師弟の絆を見せつけた。

 タッキーもお返しに、手作りの写真立てをヒロミへプレゼント。ヒロミは滝沢に対しなかなか高得点を与えないが、この時の採点は「100点」。滝沢は満面の笑顔を見せた。

 この日は滝沢の最後の出演という事で、ヒロミ宛ての手紙をしたためていた。文面は以下の通り。

 棟梁へ―― 今から23年前、デビュー間もない僕のTV初出演は棟梁が司会をしていた番組でした。当時30歳だった棟梁はちょっと怖く、周りがピリッとするような存在でした。番組内で棟梁が激怒し、収録が中断したこともありましたね。しかしそれは、横柄なゲストに困っていた僕たちJr.を守るための行動でした。

 周りの大人は恐れていたかもしれませんが、僕にとっては、とても頼りになる兄貴のような存在。常に僕たち一人一人のことを気にかけてくださることに感謝の連続でした。

 3年前、八王子リホームに入社させていただいた時、僕の作った作品を見ては「使う人の気持ちになっていない」といつも辛口でした。でも、最後のお披露目の時は、「滝沢が頑張って作りました」「これも全て滝沢がやりました」と、全て僕の手柄にしてくれました。その優しさがとてもうれしかったです。

 今回、プロデュースの道へ進むことを決意した時、親よりも先に棟梁に報告しました。棟梁は「また一緒に何か作りたかったな…」と、弟子として一番うれしい言葉をかけてくださいました。これから僕は裏方に徹し、人材を育成する道を進みます。これからもそんな僕を見守り、時には厳しい兄貴として叱ってください。23年間、本当にお世話になりました。

 八王子リホーム 永遠の平社員 滝沢秀明より

 この手紙を受け取ったヒロミは目を潤ませながら、滝沢へ「早くプロデュースしたアイドルが世に出て、滝沢がプロデュースした結果が出ればいいなと思っています。僕ができる範囲のところでは、色々手伝っていきたいと思ってますんで、是非早めにアイドルを作ってください」と思いを吐露。最後までよき兄貴分の顔を見せていた。

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2018年12月24日のニュース