米コミック界巨匠 スタン・リー氏死去 95歳「スパイダーマン」など創作

[ 2018年11月13日 05:30 ]

 「スパイダーマン」など数多くのスーパーヒーローを創作し、米コミック界の「巨匠」と呼ばれたスタン・リー氏が12日、米西部ロサンゼルスの病院で死去した。95歳。米メディアが報じた。体調不良が伝えられていた。

 1922年、ニューヨーク生まれ。39年にマーベル・コミックの前身の出版社に入社。第2次大戦中は陸軍通信部隊でイラストレーターなどをした。60年代に「ファンタスティック・フォー」がヒット。その後、原作者として漫画家らと組み「スパイダーマン」「X―メン」「アイアンマン」「マイティ・ソー」「ドクター・ストレンジ」など米ポップカルチャーの代表的キャラクターを次々生み出した。

 80年代以降には、作品のテレビアニメ化や「アベンジャーズ」「ブラックパンサー」などの映画化で製作総指揮などを務め、ロサンゼルス・ハリウッドのウオーク・オブ・フェーム(名声の歩道)」に名前が刻まれた。多くの作品のカメオ出演でも知られ、日本で公開中の最新作「ヴェノム」にも顔を出した。日本アニメ界との交流でも知られる。(共同)

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2018年11月13日のニュース