TBS幹部 坂上忍のMC力を評価も「あえて坂上さんを!ということでは…」

[ 2018年9月26日 17:41 ]

俳優の坂上忍
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 TBSが26日、東京・六本木の同局で定例社長会見を行い、10月改編で俳優の坂上忍(51)がMCを務める番組がまたスタートすることについて触れた。

 同局の10月改編は「バラエティーの更なる強化」などを掲げ、改編率は全日6・2%、ゴールデンタイムは18・1%、プライムタイム23・9%。編成担当の伊佐野英樹取締役は「家族で見られる番組を改めて意識した。縦の流れをさらに強調したい」と改編のポイントを説明した。

 そんな中、坂上がモデルの森泉(35)とともにMCを務める新番組「1番だけが知っている」(月曜後10・00)も新たにスタートする。坂上にとっては同局で「坂上&指原のつぶれない店」(日曜後8・00、10月から後7・00)に続く、2本目のMC番組となる。

 他局も含めて、坂上の番組が増えていることについて、伊佐野取締役は「まずは抜群のMC力といいますが、番組として伝えたいポイントを的確につかんで、それと、バシッとお客さんに届けるという、MCとしてシンプルですが、一番大事なことを強くもってらっしゃるということだと思う」と分析。佐々木卓社長は「極めて専門性の高い、編成上のお話なので、私は感想を言うだけ。そのとおりかなと」と多くを語らずも同意した。

 合田隆信編成局長は「番組の企画を試して成果が出た番組ということもありますので、あえて坂上さんを(起用した)ということではない部分もある」と説明。「その結果がいいMCがいらっしゃって、いい結果が出たということが結果につながっているかもしれないので、あえて“坂上さんを!”とか、坂上さんじゃないということではなく、いい番組であるという判断で編成した」とした。

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