中村泰士氏 平尾さん相続問題に「とても残念で、とても悲しい」

[ 2018年9月26日 16:57 ]

佐川満男(左)と開く作曲家デビュー50周年の記念ライブへリハーサルを行う中村泰士
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 作曲家・中村泰士氏(79)が26日、大阪府吹田市で、歌手・佐川満男(78)と作曲家デビュー50周年記念で開くライブのリハーサルを行った。ライブは10月7日、ビルボードライブ大阪で開催。中村氏は遺産相続問題の渦中にある作曲家の先輩、故平尾昌晃さんの騒動について「とても残念で、とても悲しい」と語った。

 平尾さんの3人の子供、今回対立する元チーフマネジャーで3人目の妻とも面識があるという中村氏。「後輩なので3人とは小さい頃から面識がある。ビッグな父を持ち、窮屈だったり自慢だったりしたと思う。背伸びしながら健気に生きていた」と当時を回想。一方、妻についても「イベントで会ったりして、献身的に支えられている様子は見てきた。落としどころがあれば本当に喜べるかな」と早期の解決を願った。

 「喝采」「北酒場」などを生み出した同じヒットメーカーとして感じるのは、「ヒット曲は自分のもののようで自分のものではない」ということだ。「ヒット曲は受け取った人の宝物として存在している。平尾さん発信だとしても」と権利を主張し合う双方に暗に自制を促した。

 佐川の前座歌手を務めていた中村氏がそのヒット曲「今はしあわせかい」を作詞作曲し、発売したのが1968年10月10日。ライブでは「決心したことをステージで発表します。自分の中でザワザワしたことがあって」と意味深発言が飛び出した。

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2018年9月26日のニュース