石田ゆり子「逃げ恥」“百合ちゃん”でのブレークは「不思議な現象」

[ 2018年9月22日 09:42 ]

石田ゆり子
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 女優の石田ゆり子(48)が22日放送のTBS系「サワコの朝」(土曜前7・30)に出演。同局の大ヒット連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(16年10月クール)出演後の変化について語った。

 同作で、石田は新垣結衣(30)演じる主人公・みくりの叔母・百合を好演し、大ブレーク。作品を振り返り、石田は「ちょうど2年前なんですけど、あのドラマで本当にすごい人気になって、放送以前、以後で人の目が違うというか、役柄がたまたま百合ちゃんという名前で、未婚で40代後半っていうのが全部私とリンクしていて、それで、私を認知してくださる人たちが凄い増えた。不思議な現象です」と本音をポロリ。「(増えたのは)20代の女の子とか、あとは子どもですかね。小学生とか」とファン層の拡大を実感したことを明かした。

 役柄については「演じていて、凄く楽しかったですね」とニッコリ。「ずっとコメディをやりたくて、だけど、なかなかそういう役がやってこなかった。ちょっとシリアスな不倫とか、割と幸薄い感じの役がなぜか多くて、私自身はふざけた人間だし、楽しかったです」としみじみと話した。

 NHKドラマ「海の群星」(1988年)で女優デビューした石田。同作では、2008年に亡くなった緒方拳さん(享年71)と共演した。まったくの素人だったという石田に対し、緒方さんは「お前は何もできないんだから、変なことを覚えないでくれ」という言葉を残したという。石田は「“この角度で振り返ったらキレイ”とか、そういう小さなことってあるんですけど、そういうことを絶対に覚えないでくれと(言われた)。覚えますけど、そういうせこい自分を感じた時に、今でも緒方さんの顔が浮かびます。そうじゃないんだと」と明かした。女優という仕事について「今でも、すっごく楽しいとは思ってないです」とキッパリ。「今でもすごくやりがいのある仕事だとは思ってますけど、ここまできたら一生やりたいとは思ってますけど、いつまでやっても上手にならないのでやめられないっていうのはあります」と苦笑した。

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2018年9月22日のニュース