松本穂香主演「この世界の片隅に」第2話10・5% 2週連続で2桁

[ 2018年7月23日 10:07 ]

TBS日曜劇場「この世界の片隅に」に出演する松本穂香(左)と松坂桃李
Photo By スポニチ

 女優の松本穂香(21)が主演するTBS系連続ドラマ「この世界の片隅に」(日曜後9・00)の第2話が22日、15分拡大で放送され、平均視聴率が10・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが23日、分かった。

 15日放送の初回は10・9%を記録。同局の看板枠「日曜劇場」の2桁スタートは昨年10月期「陸王」(14・7%)、今年1月期「99・9―刑事専門弁護士―SEASON2」(15・1%)、4月期「ブラックペアン」(13・7%)に続き4作連続。第2話はその初回から0・4ポイント下げるも2桁をキープした。

 同作は、アニメ映画化され話題になった、こうの史代氏の同名漫画を実写化。太平洋戦争の最中、広島の呉に嫁いだヒロイン・すずが嫁ぎ先の北條家で暮らすかけがえのない日常を描く。

 携帯電話auのCMで「意識高すぎ高杉君」のセリフを話す美少女役で注目された松本がヒロインのすずを演じ、夫の周作役は松坂桃李(29)が演じる。また女優の仙道敦子(48)も出演。仙道の連続ドラマ出演は「徹底的に愛は…」(93年、TBS)以来25年ぶりでヒロインすずの母・浦野キセノを演じている。

 第2話は、すず(松本)が周作(松坂)のもとに嫁いで数日が過ぎた。北條家には水道はなく、井戸まで水を汲みに行くのがすずの日課になっていた。すずはタキ(木野花)、周作の幼なじみタキの娘・幸子(伊藤沙莉)、志野(土村芳)ら地元の女性たちとも交流を深めながら、足の不自由な義母・サン(伊藤蘭)に代わり、懸命に家事をこなしていた。そんなある日、義姉の径子(尾野真千子)が娘・晴美(稲垣来泉)を連れて北條家に帰ってきた。嫁ぎ先と折り合いが悪く、しばらく帰らないという。すずにも、家事は自分がやるから実家へ帰れと言い放ち、サンと義父・円太郎(田口トモロヲ)はその意見に賛成し、すずは嫁いでわずか1カ月で実家へ戻ることになり…という展開だった。

続きを表示

2018年7月23日のニュース