三宅裕司が前立腺肥大症で手術へ ラジオで発表“当面休養”、「おなかぽっこり」で受診し発覚

[ 2018年7月23日 05:30 ]

前立腺肥大症の治療のため休養することになった三宅裕司
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 タレントの三宅裕司(67)が22日、前立腺肥大症の治療のため、当面の間、休養することを発表した。パーソナリティーを務めるニッポン放送「三宅裕司 サンデーヒットパラダイス」(日曜前9・00)に電話出演して報告した。既に入院中で、状況が整い次第、手術に臨む。復帰時期は未定としている。

 先週15日から同番組を休んでいた。この日は代打で出演した小倉久寛(63)が「三宅さんは過労のため療養でお休みです」と話し、入院中の三宅に電話をつないだ。

 明るい声で「元気は元気なんですよ」と出た三宅。説明によれば、6月上旬に「おなかがぽっこり出た」ために病院で受診した。前立腺肥大症で尿が出なくなり、膀胱(ぼうこう)が腫れていたと診断され、「おしっこがたまって腎臓までいっちゃってた」と言う。関係者によると、腎臓の状態が良くなれば手術ができるといい、現在は安静にしている。

 この1年、テレビ、ラジオ、舞台と精力的に活動しており、疲労がたまっていた。不調を感じた6月も、主宰する「熱海五郎一座」の舞台の上演期間だった。休演せずに務めたが「お医者さんから“頭を使いすぎ”“何も考えずにボーッとしなさい”と言われた。どんどん体が悲鳴を上げている」と明かした。

 復帰時期は未定。10月には座長を務める劇団「スーパーエキセントリックシアター」の公演が控えており、ここまでの復帰を目指すことになりそうだ。収録済みの番組などは予定通り放送される。

 ▽前立腺肥大症 男性の老化現象と言われ、尿が出にくくなったり、頻尿になるなどの症状が出る。前立腺は男性にしかなく、60歳では60%、80歳では90%が前立腺肥大というデータがある。前立腺がんと症状が似ていると言われる。発生部位は異なり、前立腺の内側に起きる肥大症に対し、がんは外側に腫瘍ができるもの。肥大しすぎた場合は手術で前立腺全体を取り除くことがある。尿を我慢しないことや体を冷やさないことが一般的な予防法で、性機能を維持することも重要と言われる。

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2018年7月23日のニュース