「こっそりと声を…」水卜麻美アナ涙 優しかった歌丸さん死去「信じられない」

[ 2018年7月3日 11:37 ]

日本テレビの水卜麻美アナウンサー
Photo By スポニチ

 日本テレビの演芸番組「笑点」に50年間レギュラー出演し、国民的人気を誇った落語家の桂歌丸さんが2日、81歳で死去。日本テレビの水卜麻美アナウンサー(31)は3日、MCを務める同局「スッキリ」(月〜金曜前8・00)で、番組共演した際の歌丸さんの優しさに触れながら、目に涙を浮かべ「いまだに信じられない」と悲しんだ。

 「笑点」の人気企画「アナウンサー大喜利」などで歌丸さんと共演した水卜アナ。同番組の50周年特番では隣に座る機会があったという。「大師匠なので素敵な緊張感もある中、こっそり『お忙しいでしょう』『緊張しないように』って小さく声かけてくださって。話せるだけで“ああ師匠だぁ〜”ってなるのに、なんて優しい方なんだろうって」と回顧。また、笑点の仲間たちによる歌丸さんへの愛あるイジりについて「ずっと元気でいてほしいというのが、どれだけみなさんの願いとしてあったんだろう」と話し、最後は目に涙を浮かべながら「いまだに信じられないという気持ちがあります」と語りながら、気丈に笑顔を見せた。

 また「ハリセンボン」の近藤春菜(35)も「笑点」出演時の歌丸さんとのエピソードを披露。「楽屋にごあいさつさせていただいた時に、歌丸師匠はふっと微笑んでくださって。大師匠なのにこんな若手のところまで下りてきてくださるような。それをみて安心感があった」と振り返り「生涯現役の噺家さんだった。ずっと面白いことがどれだけすごいことかって。本当に尊敬します」と悼んだ。

続きを表示

2018年7月3日のニュース